2016年07月20日
トリーター:伴野

月と海

みなさんこんにちは!
さぁ、今年も始まりましたよ!
ナイトワンダーアクアリウム!!

今年のテーマは
『~月光に漂う水族館~』
まるで夜の海にいるような神秘的な仕上がりとなっております。

さて、月と海には非常に深い関係があります。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、潮の満ち引きは月の引力によって引き起こされます。月に近い海では月の引力によって海水面が持ち上がり満ち潮となります。また、月と反対側では月の引力は弱まりますが、地球の自転による遠心力によってこちらも満ち潮となります。



このように潮の満ち引きは地球の裏側と表側で同時におこります。一日二回満ち引きがあるのもこれが理由です。

また、月だけでなく太陽も引力で海水を引っ張っています。太陽は月よりもはるか遠くにあるので月に比べると引力は弱いですが、太陽と月の位置関係によって潮の満ち引きが大きくなったり小さくなったりします。
たとえば、太陽と月と地球が一直線上に並んだ時は、太陽と月の引力が重なるために潮の満ち引きが大きくなります。これを大潮と呼んでいます。(釣りの時によく釣れるといわれているやつですね。一般的に大潮の時は干満の差が大きく海水中のプランクトンの動きも大きくなるため、それを捕食する魚の動きも活発になり釣りに有利といわれています。)



いやー、潮の満ち引きの仕組みを簡単な絵にしてみましたが下手ですね・・・。
もっと絵の練習もしときます(笑)


今回のナイトワンダーアクアリウムは『~月光に漂う水族館~』がテーマということで月と海、と聞いて最初に思いついた潮の満ち引きについて書いてみましたが、少し難しい話になってしまいましたね。すみませんm(__)m


17: 00からの館内は昼間とはまるで違った雰囲気となります。
昼と夜では生き物たちの違った一面を発見できるかもしれません。
ぜひ、“えのすい”のナイトワンダーアクアリウムへお越しください!!

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