2016年11月05日
トリーター:樋口

相模湾にやってくる南方系の魚たち

サザナミヤッコ(幼魚)サザナミヤッコ(幼魚)

みなさんこんにちは!
毎日寒いですね。担当している水温の低い岩礁水槽に潜るのが億劫な時期になってきました。水に入ってしまえば意外と寒くないのですが、入る瞬間が恐ろしく寒いです。

そんな寒い毎日、せめて南の海の魚たちを見てほっこりしましょう! きょうは新展示の南方系の魚たちをご紹介します!
南方の魚たち、といっても季節限定や稀に相模湾にもやってくる魚たちをピックアップします。

サザナミヤッコ(幼魚)
相模湾ゾーン、相模湾キッズ水槽にお目見えです。
季節来遊魚として初夏~秋にかけて、関東地方の海に流れ着きますが越冬できず冬には死んでしまう運命です。
そんなサザナミヤッコ幼魚、採集した個体を展示しています。 1~ 2cmの極小個体です。
成魚になるとガラッと模様が変わり、茶色にドットを散りばめたような模様になります。
キッズ水槽にいるサザナミヤッコは今年うまれ、季節来遊魚水槽のサザナミヤッコは昨年うまれです。ぜひ大きさを見比べて見てくださいね!

モンガラカワハギ
相模湾では結構稀なモンガラカワハギです。
このトロピカルなカラーリング、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
よく写真やモチーフにもされたりしていますが、実際に生体を展示している水族館は意外と少ない気がします(樋口体感)。
相模湾で採れましたので、入り口入ってすぐの波のある水槽の左(通称ジャブジャブ池)にいますが、場違いなほどトロピカルです!


相模湾ゾーン

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