2017年02月19日
トリーター:角張

「よ じ よ じ」

カミクラゲカミクラゲ

とある日のバックヤードにて・・・

角張
 「天気が良さそうなので、ちょっと よじよじ してきますねー!」
クラゲ担当一同
 「はーい、いってらっしゃーい!」

さて、みなさんこの会話の意味わかりますか?
私がどこかに何かをしに出かけるのは、なんとなくわかっていただけたと思います。
ですが、みなさん気になるワードがあったのではないでしょうか?

それはきっと 「よじよじ」 でしょう(笑)

クラゲ担当内で、いつから誰がいい始めたのかはっきりしませんが、
「よじよじ」=「(主に漁港へ)クラゲ採集に行く」
といった意味です。
網を使って漁港のへりをすくうようすから生まれた言葉かもしれません。

私たちクラゲ担当トリーターは、水族館でクラゲを育てるだけでなく、海に採集にも出かけます。
“えのすい”の目の前の海、相模湾にもたくさんのクラゲたちが生息していて、漁港も大切な採集場所のひとつです。
季節によっていろいろな種類のクラゲが出現しますので、時間を見つけては近くの漁港に「よじよじ」しに行くのです(笑)

では、ここでよじよじに持って行く道具をご紹介しましょう。

網と採水用のひも付きバケツ。
そして移動には、網をさし込めるようにカスタマイズされた自転車を使います!(徒歩で出かける時もありますが・・・)


この目立つ自転車を漁港で見かけたら、きっとどこかでクラゲ採集をするトリーターがいるはずです。

現在、クラゲサイエンスで展示している、小さなサイズのカミクラゲ、実はKトリーターの先週のよじよじの成果なんです!
ただ、毎回必ずクラゲが採集できるというわけでもなく、一匹も採れない日もあります・・・
こればっかりは生き物相手ですので仕方ありません・・・ 出かけなければ、わからないのです。
ですので、これからも、季節ごとに身近に現れるクラゲを探しに、クラゲ担当は「よじよじ」にむかいます!

クラゲサイエンス

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