2017年08月08日
トリーター:伴野

そうだ!夏休みは水族館に行こう!!

みなさん、こんにちは!!
暑い日々が続いていますが、体調に気をつけて夏を楽しみましょう!!

さて、学生のみなさんは夏休みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏休みといえば自由研究!
ずばり水族館は自由研究のネタの宝庫だと思いますよ~!

例えば、魚とイルカの違いとかはいかがでしょう。

まずはその形から見てみましょう。

魚もイルカも種類によって違いはありますが流線型のなめらかな形をしていることが多いですね。
また、胸びれ、尾びれ、背びれがあることもよく似ています。(魚は他にもひれがあることが多いですが)

魚類である魚と哺乳類であるイルカがなぜこんなにも姿かたちが似ているのでしょうか。
生き物は同じ空間で生きていると似たような姿かたちに進化することがあります。
これはその姿かたちがそこで生活していくのに適しているからだと考えられています。
魚もイルカも水中生活に適応していった結果、似たような形になったんですね。
これを収斂(しゅうれん)進化といいます。

姿は似ていますが魚とイルカでは泳ぎ方、特に尾びれの使い方が違います。
こちらはぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。

次に呼吸の仕方。

魚はエラがあるので水中で呼吸ができます。
イルカは私たちと同じく哺乳類のため水中では呼吸ができません。
そこで呼吸がしやすいように鼻の穴が頭の上にあります。
ところでなんであんなに長いこと潜っていられるのでしょうか。
実はイルカは血液や筋肉に酸素を多く取り込むことができる仕組みになっています。
こうして蓄えた酸素が少なくなるとイルカは心臓の鼓動を少なくし血液を心臓や脳など重要なところだけに流すようにします。
酸素をたくさん蓄え、効率よく使う。すごい能力ですよね!
イルカたちがどれだけ息を止めているか時間を計ってみるのも面白いかもしれませんよ。

ほかにも魚やイルカを見ていると、なんでだろ~と思うことがきっとあるはずです。
ぜひ、今年の夏休みは“えのすい”に来てじっくりと生き物たちを観察してみてください!
何か気になることがございましたらトリーターに聞いてみてくださいね!!

イルカショースタジアム

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