2017年08月28日
トリーター:櫻木

華麗なる掃除屋さん in イルカショースタジアム

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“えのすい”の魚たちはその食性を生かし、水槽の掃除を手伝ってくれるようですが、イルカショースタジアムもプールに生えるコケを掃除する華麗なる?掃除屋さんがいます。

バンドウイルカではなく、オキゴンドウでもハナゴンドウ、カマイルカでもなく、オタリア、オットセイでもない。

そう、彼らの正体は「トリーター」です。

タンクを背負い、マスク、フィンを装着。
水中作業で姿勢を安定させる吸盤とコケを取る金たわしを持ち、時には喉の乾燥防止にのど飴を舐めつつプールへと潜ります。

この時期、水色のプールの底や壁は、何もしなければ 1~ 2日で茶色へ。
更に時間が経つと、成長したコケは黒くなり、より取りにくくなります。
その為、勝手に「コケは薄いうちに取れ!」とスローガンを掲げ、作業に余裕が出来たらこまめに潜水し、コケを取る。
今年の夏もそんな毎日です。

今回は少し嗜好をかえて、個人的コケ取りしやすさをランク付け。

コケ取りしやすさ 第一位は 「底」
這いずり回ってひたすらコケを取るので、泳いでいることに体力を使わず、楽です。
新人トリーターや女性トリーターには、底の掃除をメインに任せます。


第二位 「ゲートまわり」
コケ取りしやすさから少し脱線しますが、隣のプールからゲート越しにイルカが覗いてくる姿に癒されつつ、作業ができます。

第三位 「側面の壁」
この辺りからは、やりにくくなってくる所です。
肺に入る空気の量で浮力も変わる為、浮力に応じて泳ぎ続ける必要があります。
息を吐いたり、吸ったりするだけでも浮き沈みがあり、それをコントロールする事が重要です。

では、一番厄介な所はというと 「給水管出口」です。
プールの水量を一定に保つ為、プールの側面には循環している海水が勢いよく出てくる箇所があります。
その出口にいると、周囲よりも冷たい海水が勢いに乗ってウェットスーツと肌の隙間に流れ込んできます。
さすがにひんやりとして体力も奪われます。

とはいえ、ここもしっかり掃除をしなければならない所。
今年の夏も間もなく終わり。きれいなプールを保てるようにあと少し頑張ります。

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2017/ 08/ 25 華麗なる掃除屋さん

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