2017年09月15日
トリーター:鈴木

“えのすい”の推しマツたち

マツカサウオマツカサウオ

こんにちは、鈴木です。
現在、相模湾ゾーンの沿岸水槽には 2種類の松(マツ)な魚を展示しています。
その名も、「マツカサウオ」と「マツダイ」です。
漢字では「松笠魚」、「松鯛」と書きます。
お察しの通り、どちらも植物の『松』にちなんで名前がつけられており、マツカサウオは見たまんま、松ぼっくり(松笠)に似ていることから、マツダイは松の木の皮のような所から、それぞれその名がつけられたといわれています。

マツカサウオについてはこの日誌でも何度かご紹介しており、おそらくご存知の方も多いと思いますのでサラッと説明しますと、鮮やかな黄色がかわいい!形がユニークでかわいい!目が大きくてかわいい!といった、インスタ栄え間違いなしの魚で、さらに、下あごが光る発光魚でもあり、まさに人気者のステータスが揃った魚です。(と、私は思います・・)

一方、マツダイについては、知っている方がいれば、おそらく相当なお魚通と思われます。
ルアーフィッシングの対象魚としてはやや知名度があるようですが、お店に並ぶことはほとんどありません。
ただ、私は食べたことはありませんが、お刺身などで大変美味しいそうですよ。

この魚を一言でいうならば“古代魚っぽい魚”がぴったりでしょうか。
海というより、熱帯雨林の川とか池に棲んでいそうな雰囲気です。
幼魚の頃は、枯葉や木の皮などに擬態した姿をしており、流木や流れ藻、漂流物などについて海を漂います。
展示の個体も幼魚で、ヒラヒラと横たわって泳ぐ姿は確かに枯葉のようです。


マツダイ

このマツダイ、先月末から沿岸水槽のマツカサウオ水槽にひっそりと仲間入りしました。
なぜひっそり・・かというと、飼育が難しく今まで長期の飼育ができていないからなんです。
しばらくようすを見ていましたが、どうやら今回は順調に飼育できそうなので、このまま大きくなってくれたら嬉しいです。

ちなみに、成長すると 50cm、体重 3kgにもなる大型の魚です
一匹しかいませんが、いつも水槽右上の岩陰辺りでゆっくりと泳いでいると思いますのでよく探してください。


マツカサウオ水槽 右側にマツダイ

さて、マツダイばかりの話になってしまいましたが、人気者のマツカサウオとの勝負であればこのくらいのハンデは必要でしょう。

それでは、
発光する魚としても有名で、鮮やかな黄色がよく目立ち、ポップでスター性たっぷりのマツカサウオか・・
まるで見た目は古代魚のような雰囲気で、シックで控えめな渋いマツダイか・・

みなさんの推しマツはどちらでしょうか?

決まりましたら、ぜひあなたの推しマツ(松)に会いに来てくださいね!

相模湾ゾーン

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