2017年11月10日
トリーター:加登岡

水中写真

みなさんこんにちは。11月にもなると気温も下がってきましたね。風が冷たく感じます。
今回の日誌は写真多めでお送りしようと思います。普段なかなか見られない動物たちの水中の表情が伝えられたらいいなと思い写真を貼っていきます。
写真といいつつ動画を静止画にして切り取っているものが多いです。そのため画質が荒い、ピントが合っていない、広角レンズのため何だか伸びた写真になっているという問題点もありますが、あまり気にしないでください。
(本当は綺麗な写真を撮りたかったのですが、カメラのハウジングが高すぎて。価格は○○万円・・・手が出ない・・・)
今回使ったカメラは小型のウェアブルカメラを使用しました。水中に入れると動物たちはさまざまな反応を見せてくれます。気になって接近してきたり、びっくりして逃げたり、はたまた微妙な距離間を保って見ている子も。

最初に子どものバンドウイルカのいるプールにて撮影。
カメラを入れると同時に興味津々に近づいて来たのは「サワ」!(写真上)

それに気づいて右からミルも見に来ました。


あっという間に近づいてしまい、「サワ」は近すぎて画面から出てしまいました。


続いてショーに出ているプールにて撮影。最初に「ピック」と「ルイ」を正面からとりました。正面から見てどっちがどっちだか分かりますか?
こうして見ると「ルイ」の特徴である下顎がしゃくれているのがはっきりと分かるかも知れません。これでどっちが「ルイ」でどっちが「ピック」か分かりましたね。


場所を変えて撮影続行。「ビーナ」のいるすぐ横にカメラを入れました。「ミレニー」もすぐ気づきこちらを見ています。


そしてなぜか全く違う場所にいた「ピック」がすでにカメラの前にやって来ています。
よっぽど気になるようです。


「マリン」(左)を撮りたくて移動しても隣にすぐ「ピック」(右)。


「ピック」はカメラが相当気に入ったみたいです。そして「ビーナ」は後ろで気になるけど近づけないようす。


セーラーはカメラにどんどん近づいて最後は激突していました。


「ミュー」(手前)はというとカメラを入れたらびっくりして逃げてしまいました。
それをよそにここでも「ピック」(左)がばっちりカメラ目線です。


カメラ一つでそれぞれの個性がでたなと感じられました。

カマイルカの二頭も撮影。普段見ないものを怖がることの多い二頭ですが、これには興味を示してくれました。


そして、最後に繁殖用のプールで撮影。「シリアス」親子もカメラにばっちり収められました。
「シリアス」はカメラをしっかり見ています。


と思ったら食べものだと勘違いしたみたいです。危うく持っていかれる所でした。その隣で「パーシー」もちゃっかりカメラ目線!!


一日で撮影したものですが、動物たちのさまざまな反応を見ることができました。また撮影の機会があればいろいろ撮ってみたいなと思っております。

(「ピック」と「ルイ」の写真の答えは左が「ピック」で右が「ルイ」です)

イルカショースタジアム

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