2006年11月04日
トリーター:唐亀

EP8001

「モノドン」が最近連れない・・・唐亀です。
現在、新江ノ島水族館では、へんないきもの展をおこなっています。
緑の解説板に極短いコメントで、エントリーされた生き物の「変さ」をお伝えしている訳なのですが、この中に今までの新江ノ島水族館には一風変わった生き物がいます。
それは「デンキウナギ」です。
地球史上最大の発電魚ということでエントリーされましたが、これに加えてクリスマスツリーのイルミネーションをデンキウナギに点灯させる試みをしております。実は、デンキウナギは電圧こそ最大 800ボルトを誇るものの、電流が 1アンペアに満たないので、それだけでは豆電球の一つも点灯できないのです。では、何でツリーが点灯するのかというと、水槽にデンキウナギの発する電気を検知する装置が取り付けてあり、その強弱を検知して電球を点滅させているのです。
その装置ですが、設計から製作まで、企画広報チームのMさんが携わりました。
みなさんにはご覧いただけないこの装置、銀色のコンパクトなボディーに、スイッチなどがスッキリとまとまっていて、かなりカッコ良いのです。
その名も「EP8001」。
また、深海コーナーとテーマ水槽にて上映されているVTRもMさんが撮影したものです。特にテーマ水槽のカラッパやカエルアンコウなどは、数日間、一日中水槽の前で決定的画像を撮るタイミングを狙ってました。
きのうは文化の日、文化勲章授与式もあったことですし、Mさんをクローズアップしてみました。
そうそう、へんないきもの展では、新江ノ島水族館の携帯サイトにて、へんないきものの人気投票もしております。みなさま、ぜひ「変さ値」つけてくださいね。
でも、人気投票一位になった生き物はきっとこう思っているでしょう。
「ニンゲンコソ ヘンナイキモノ・・・・」。

uogokoro手帳
ハリセンボンが良い感じ。ウツボに若手スター出現?

MさんとEP8001MさんとEP8001

RSS