2007年07月28日
トリーター:伊藤

見分けがつきますか?手作り展示物

暑い最中、子供たちは外で虫取り三昧?のことと思います。そろそろ秋の虫も参入し始めてますます楽しくなりますね。
最近、えのすいトリーター手作りの展示物がどしどし増えています。展示物といえば、生物や水槽内の飾りつけはもちろんトリーターの手で行なうのですが、これまで既製品や専門業者が作っていた部分も、かなり自分たちで作るようになっています。ここで幾つか紹介してみたいと思います。

まず、入口のなぎさラウンジにあるエチゼンクラゲの模型。発泡スチロールを削って作られています。ろくろなど一切使わず、トリーターの感性だけできれいな真ん丸に仕上がっています。
クラゲファンタジーホールの小窓水槽。本家の発見の小窓“小さな地球”は業者製ですが、こちらは枠から躯体からトリーターの手作りで精巧に造られています。
解説板も今では半分以上(深海コーナーは全て)がトリーターの手作りです。カメラに精通したスタッフがかっこいいアングルで生物を撮影し、文章もトリーターが伝えたい情報を盛り込んで作られています。
さらに、なぎさラウンジや食卓の魚コーナーの挿絵。なんとトリーターの手描きです。プロのイラストレーター顔負けの力作もちらほら。
その他、模造植物や釣り具の飾りも既製品を見栄えよく作り変えて展示していますし、擬岩や深海チムニーの一部は板を変形させたり、充填材を盛り付けた上に、砂や岩片を埋め込んで作られています。

通なみなさんは「手作り部分」と「既製部分」を意識して見てみるとまた面白いかも知れません。

トリーター自筆「クラゲ・ワンダーランド」のイラストトリーター自筆「クラゲ・ワンダーランド」のイラスト

クラゲファンタジーホール

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