2008年06月02日
トリーター:足立

やさしい気持ち


「魚を見ると、どんな気持ちになりますか?」
集まっていただいたお客さまに、こんな質問を投げかけたら、一番前に座っていた小さな女の子が、
「やさしい気持ち!」
と、大きな声で答えてくれました。私は、あなたのそのこたえで、優しい気持ちになれましたよ!

実は、期待していたのは「魚みたいに泳ぎたいと思う」といった系列の回答だったのですが、負けちゃいましたね・・・ 。

で、水着の話です。
今年の話題はやはりカジキ水着ですね。「北島“カジキ水着”で五輪連覇にのぞむ」などど、スポーツ新聞の見出しにも載っています。
カジキは水中で最も速く泳ぐ動物として、ギネスブックにも記載されているそうですが、そのスピードは、なんと時速 100km!もう、自動車並みですね。
カジキの体表を研究して作られたのが「カジキ水着」で、魚のもつヌルッとした感触を水着に取り入れ、水の抵抗を抑えているのだそうです。
ちょっと前は、たしか「鮫肌水着」だったのではないかと記憶しておりますが、もう、進化したのですねえ。

相模湾大水槽でのダイビングショー「フィンズ」のお話の中では、カンパチと競争して負けてしまう北島選手ですが、北京では、時速 100kmの泳ぎを目指して頑張っていただきたい!

カジキ水着でいい記録が出たら、北島選手も、魚を見て「やさしい気持ち」になるかもしれませんね。
それで、魚を見に、新江ノ島水族館に来てくれたらいいなあ・・・

フィンズフィンズ

フィンズ

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