2008年06月20日
トリーター:鬼丸

ハイドランジア『隅田の花火』


今、梅雨の時期です。梅雨の時期に映える花といえば、アジサイですね。
アジサイは日本原産ですが、これがヨーロッパへ渡り、そこで品種改良がおこなわれ、さまざまな品種が西洋アジサイ(ハイドランジア)として、日本に逆輸入されてきました。
この西洋アジサイは、日本のガクアジサイを品種改良したものですが、花の見た目で、ふたつの系統に分けられます。
小さな花(両性花)と大きな花(装飾花)が咲くガクアジサイ系と、大きな花だけが咲く、一般的なアジサイ(テマリ系)です。
この西洋アジサイのなかで、一番名の知れ渡っている品種は『隅田の花火』でしょう。数年前に大ブレイクしたので、ご存知の方も多いと思います。
この『隅田の花火』はガクアジサイ系で、装飾花が八重咲きで美しく、隅田川に上がる花火に見立てて名づけられたようです。

ところで、雨上がりのアジサイの葉っぱには、カタツムリが似合います。カタツムリは陸に棲む巻貝の仲間です。
ここ新江ノ島水族館では、海に棲む巻貝の仲間も展示していますので、よくさがしてご覧ください。

海に棲む巻貝の仲間サザエ海に棲む巻貝の仲間サザエ

RSS