2008年08月08日
トリーター:北田

深海生物展通信第 43号

ノートとペンを持って深海生物展の文章を書いている子供がいた。夏休みの自由研究で“えのすい”の深海生物をテーマにしてくれたようだ。

ちなみにこの夏受けた質問を思い出してみると・・・
・深海の水もしょっぱいですか?
・深海魚は浅いところにいる魚とどこが違いますか?
・一番深いところにも生き物はいますか?
・ダルマザメはどうやってイルカを噛むのですか?
・「しんかい6500」に乗っていると耳が痛くならないのですか?
・面白い深海生物を教えてください
などです。

深海って人が住む近くにない世界ですから、説明するといいたいことがたくさんになってしまってパネルや文章にすると、どうしても多くなってしまいます。
このような質問を受けると、たくさんあった質問が「みんなが知りたい深海」なのかなと思います。
これが今後の展示の切り口に活きてきます。

ちなみに今回の深海生物展では「表層・中層・深層」などの説明がどこにもありません。
どこでも当たり前のように始まる深海の定義をあえて外して、日本一・世界一の深さ強調したのも、えのすい式深海生物展の特徴です。

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