2009年02月17日
トリーター:島津

サメの繁殖方法


タッチングプールのトラザメが卵を産んでいます。
サメの仲間の繁殖には卵生・卵胎生・胎生があります。
魚類はオス・メスが集まり放精・放卵をして産卵しますが、サメの仲間は魚類では珍しく交尾をして体内受精をします。
オスの腹びれには交接器(クラスパー)を備えています。
サメは漢字では魚ヘンに交で鮫と書きます。
サメの交尾方法は、オスとメスが互いの体を巻きつける方法(巻きつき型)、腹をくっつける方法(抱き合い型)、平行して泳ぎながら交尾する方法(寄り合い型)などです。
交尾の際、メスが離れないように、オスはメスに噛み付きます。サメの人間への襲撃のいくつかは、サメが人間とメスを間違えて交尾しようとして噛み付いて事故になったものと考えられています。

卵生はトラザメ、ナヌカザメ、ネコザメ、イヌザメなどです。

卵胎生にはネズミザメ目のサメで、体内でかえったサメが別の卵を食べたり、自分の卵のうを吸収して育ってから生まれます。

胎生はメジロザメ目のサメで胎盤を持っており、母親から栄養をもらって育ち生まれます。

トラザメの卵トラザメの卵

タッチプール

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