2009年03月26日
トリーター:大内

サクラサク


最近暖かくなってきましたね。
そのおかげで、春の風物詩とも呼べる桜が西の方からじわりじわりと咲きはじめてきました。

桜はみなさんもご存知のように、ピンク色のきれいな花が咲きます。このきれいな花にあやかってか、生き物の中にも美しく色鮮やかなものに「サクラ~」という名前がつけられることがしばしばあります。

例えばピンク色が鮮やかな「サクラエビ」なんかもそうです。
また、ヤマメが海に下ったものを「サクラマス」といい、繁殖期になると体表が桃色がかるのが名前の由来です。

“えのすい”のも「サクラ~」と名前のつく生き物がいます。
「サクラダイ」です。
メスもオレンジがかっていてきれいなのですが、オスの鮮やかさには敵いません。
オスは真っ赤な体をしており、さらに白い斑点模様が入ります。
背びれに 1箇所黒い斑紋があるのも特徴です。
この「サクラダイ」、変わった生態をしているのです。
生まれた時はメスしかいないんですが、成長していく過程でメスの中からオスに性転換するんです。

こんな不思議な生態をした「サクラダイ」展示していますのでぜひ、“えのすい”の桜、「サクラダイ」を見に来てください。

サクラダイのオスサクラダイのオス

相模湾ゾーン

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