2009年04月11日
トリーター:櫻井

定置網乗船


水族館にいる生き物たちは、どこからどうやって来ているの??

い、いろいろです!

きょうはその一部をご紹介しましょう。

漁師さんの網にかかった魚たち。
すぐさま市場に運ばれていきますが、中には食用ではなく売れないような魚たちも・・・ 。
サメやエイ、フグなど、たくさんいますが、みんな水族館では大人気の魚たちですよね!
このように市場には出回らない魚たちでも、水族館では、『ぜひ欲しい!』という魚たちはけっこう多いのです。
場合によっては、水族館側から漁師さんにオーダーをかけて、その生物が網にかかったら連絡を受け、迎えに行くことも少なくありません。
余談ですがクラゲなどの出現情報などもくれます。
漁師さん様様ですね!

きのうは私、漁師さんの船に乗せていただいてきました。定置網にかかった魚を直接網ですくいに行ったのです。
ただいま大水槽で表層を悠々と泳いでいるシイラ。これも昨年の夏に、定置網の船に乗船してすくってきた魚です。
すくすくと成長し、みるみる大きく立派になっています。

大水槽に暮らす、様々な魚たち。
『あんな大きな魚、どうやって運んできたんだろうね!?』と、疑問に思ったことはありませんか?

実は手のひらサイズの大きさで水族館にやってきた魚が、何年もかけて大きく成長しているというケースも多いのですよ。
今のシイラも・・・ ここまで成長したこの大きさでは、輸送は困難でしたね。

シイラシイラ

相模湾ゾーン

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