2010年06月04日
トリーター:崎山

ニューフェイス


水族館ではさまざまな方法で生き物を入手しています。
この入手方法のバリエーションが多ければ多いほど、水族館として多彩な展示を展開することができます。
当館では漁師さんから連絡を受けていただいたり、漁に同乗させてもらって入手することがよくあります。
きのう、きょうと三浦方面と小田原方面の定置網漁に同乗させていただき、いくつか生き物をいただいてきました。
そのうち 3種を紹介します。

(1) イボダイ
入口から 2つ目の窓の水槽に入っています。
「えぼだい」とも呼ばれます。
開いて干物にされているのを食べたことや見たことがあるかもしれません。
泳いでいる姿はなかなか見られないと思います。
状態はちょっときびしめなので、お早めに。

(2) アオリイカ
旬の水槽に入っています。
色が非常にきれいで、水槽前からなかなか離れなくなるお客さまもしばしば見受けられます。
HPのショートムービーでは摂餌のようすを見ることが。
あわせてご覧ください。

(3) シイラ
相模湾大水槽に入りました。
夏の相模湾の風物詩ルアーフィッシングの顔が、早くも登場です。
しかも意外と大きいです。
ルアーフィッシングというくらいですから、強い魚食性ですが、私は水槽内でイワシを襲っている姿は見たことがないです。
擬岩や水槽外に向かってジャンプしてしまうことがしばしばありますが、なるべく長く展示できればと思います。

暖かくなってきて、今後もいろいろな生き物を紹介できると思います。
どうぞお楽しみに。

◎えのすいショートムービー

イボダイイボダイ

相模湾ゾーン

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