4月18日に江の島岩礁水槽に突然姿を見せたウミタナゴの赤ちゃんその後です。
4月20日にその数が11匹まで増えたとお話しましたが、やはり自然の摂理でしょうか、徐々に姿が見られなくなり、6月12日現在の数は 3匹となりました。

減った理由は定かではありませんが、前にもお話しましたが、この水槽にはウミタナゴの赤ん坊くらい一飲みにできそうな大きな魚がたくさん住んでいます。そのような誰かに食べられたのかもしれません。しかし、海藻の茂みのような隠れるところもたくさんあるので、しっかり餌を食べられるようになるまで、そこで潜んでいてくれることを期待していました。

大きな魚が近づけばサーと身を隠すなりして、うまく逃げおおせた赤ちゃんたちはあれから 2か月弱の日数の経過とともに日増しにたくましくなり、生まれたころに比べると、体長も 1.5倍の 6cmぐらいにまで育っています。4月20日に我々が投げ入れる餌を早く食べてくれるようになって欲しいこともお伝えしましたが、今ではトリーターが給餌するコマセアミをしっかり食べるまでになっています。
この 3匹はおとなにまで成長して欲しいものです。

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