2010年08月26日
トリーター:岩崎

目指せ世界一!


戸籍登録されている 100歳以上の高齢者が行方不明になっている問題では、生存していれば 150歳を超える方も含まれているそうですね。

私の曾祖母は 104歳で亡くなったのですが、100歳の時はかなり元気に歩いて歌っていたのを覚えています。
人はいったいどれくらいの年齢まで生きられるのでしょうか?

“えのすい”の長寿動物代表は、なんといってもウミガメです。
当館で飼育しているアオウミガメの「ジャンボ」。
1956年に旧江の島水族館にやってきたそうで、なんと現在飼育歴 54年。その名の通り甲羅の長さ 100cm以上、体重は 180kg近くの大きさです。
来館した時からほとんど変わらない大きで、当時すでに数十歳だったのでは?と推定されています。
一般の展示では見ることはできませんが、「ジャンボ」にはバックヤードツアーで会うことができます。

“えのすい”にも動物戸籍台帳があります。
私たちが担当している鯨類の年齢を調べてみると、カマイルカの「クロス」が飼育歴 32年、ハナゴンドウの「ビーナ」が 22年、オキゴンドウの「セーラー」がもうすぐ 22年、バンドウイルカでは「ミュー」が 22年、飼育下生まれの「パル」も今月 22歳になりました。それぞれの種類で世界記録を目指し、これからも長生きをしてもらいたいと思います。
イルカやクジラたちには毎日イルカショースタジアムで会うことができます。
ぜひ会いに来てくださいね!

アオウミガメ「ジャンボ」アオウミガメ「ジャンボ」

RSS