春の大型連休時の珍しい、風景をお話します。
時間は午前 9時30分、イルカショー公開中の風景です。

イルカショースタジアムの最上部、立ち見席から、メインプール、イルカジャンプの先に見える光景です。

江の島を背景に、砂浜を清掃する当館職員のビーチクリーン部隊。
緑のＴシャツ、青色の作業着に、左手にごみ袋、右手にごみばさみを持ち、黙々とごみを拾う係員も個性があります。

目の前の小さなごみをこつこつと拾う人。

ごみを見つける視線は遠くで、広くごみを集める人。

大きなごみ一つ見つけ、自慢げに今にも「捕ったぞー」と叫び出しそうな、どや顔の人。

この光景は、5月中毎日続けられる、9時～ 10時までの清掃作業が、イルカショーとコラボした風景でした。

但し、お客さまの視線はイルカショーに釘づけでした。

ビーチクリーン部隊、あなたたちの苦労は報われていますよ。
ショー終了後、ごみ一つも無い、美しい砂浜を眺めながら、お客さまは満足して帰られていました。