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いよいよゴールデンウィークです。
ペンギンプールでは孵化した雛達がそろそろ外の世界へ興味を持ち始め顔を見せるようになってきました。
孵化した時は80gだった体重が1ヶ月を過ぎるとおよそ2000g!!
フンボルトペンギンは普通2つの卵を産み、孵化させますが、初産から2羽の雛を育てあげるのは困難なようです。
ペンギンの子育ても学習のようです。
初めの子育ての頃は雛を守るのに必死で外敵へも果敢に向かっていくのですが、巣の中で大暴れして、気がつくと雛を守る行為そのものが雛の命を奪ってしまったりします。
何回か子育てをすると、個体によって差はありますが、雛へ影響が出そうな時は、暴れず雛のガードに徹して、雛を傷つけないようになります。
その親を抱き上げると、固まっているというのが一番わかりやすい説明だと思います。
親鳥自身の恐怖や嫌悪を超えて、雛へのいたわりを感じる瞬間です。
雄親も学習します。
雌親はどの個体も、はじめから良く消化された魚を雛が食べやすいように与えることができるようなのですが、最初の子育ての頃は、とにかく魚を吐き戻して与えればいいと思っているのか、まだ小さい雛なのに殆ど消化されていない魚がまるごと雛の口に入っていて、雛がどうにもできないといった光景もよく見られていました。
これが何回か経験を積むと餌を食べた後、雛が餌を要求してもすぐには与えず、しばらく消化してから与えるようになり、雛の大きさに合わせて消化をコントロールして与えられるようになるようです。
今回は、孵化前から雄のジャンボのやる気が伝わってきました。
経験も十分積んできています。
積極的に子育てに参加しています。
ジャンボのイクメンぶりにも注目してください。
また、夫婦のチームワークも見られます。
雛が大きくなってきた最近では、雛の餌への執着が強いので、今までのように両脇において左右交互にというやり方では追いつかなくなりました。
雛の力も強いので、押し切られてしまいます。
今は親2羽で壁を作り、前と後ろへ分けて平等に?餌を与えようとしている工夫も見られます。
今回は4羽が巣に居ることになるため、いつもの巣箱はさすがに窮屈なので、手前に猫の額ほどの庭を設けてあります。
ここを活用してくれていて、最近ではここまで雛が出ていることもあります。
運が良ければ、手前に立っている雛をご覧いただけるかもしれません。
特にこのゴールデンウィークは、夕方の17時以降も営業しています。
いつもは皆さんにご覧いただけないこの時間に親が餌を与え、雛も活発に動いていることが多いのです。
ペンギンプールの中の集音マイクはONになっていますので、ペンギンプールの前を通ってピーッ、ピーッと甲高い声が激しく聞こえたら、そろそろ餌をもらうタイミングの場合が多いです。
要チェックです!
[ご報告]
フンボルトペンギン「ジャンボ」が5月1日、永眠いたしました。死亡原因につきましては今後究明していきます。
母親の「ハク」が安心して子育てできるように、5月1日よりヒナと共にバックヤードに移動し、飼育をいたしております。
ヒナは成長の様子を見て、展示を再開する予定です。
ご了承ください。
「ジャンボ」を愛してくださった多くのみなさまに、感謝とお礼を申しあげます。
ペンギン・アザラシゾーン
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