ブリーディングプールで生活中の 1歳の子イルカ『ホープ』。
彼にとって今年の秋は、食欲の秋のようです。

今年の 6月に産まれた『サワ』はもう魚を食べているというのに、『ホープ』は魚よりも愛する母『シリアス』の母乳が一番の様で、なかなか魚を飲み込もうとしてくれませんでした。
今年の夏頃から、少しずつ魚を飲み込んでいるような仕草は確認できていましたが、小さな魚を数匹といった程度。
きっかけになってくれればと、与える魚の大きさや切り方、またタイミングなどを工夫し続け、最近では一日を通してまとまった量をコンスタントに食べてくれるようになってきました。
きょうは初めて日量で 1.0kgを達成。
おとなのイルカに比べるとまだまだ少量ですが、夏頃に比べると大きな進歩だと喜んでおります。
中でも嬉しいのは、今までは何となく私たちが口に放り込んで食べていた魚を、自分から欲するようになったことです。
これからももっとたくさん食べて、大きく育っていってもらいたいです。

そんな『ホープ』はブリーディングプールの左側で、トリーターとトレーニングをしていることが多いです。
ぜひ、会いに来てください。