2013年02月08日
トリーター:櫻木

食いしん坊の珍事


先月紹介した、雪をも食べる食いしん坊のカリフォルニアアシカ「ハリー」 。
その彼の食いしん坊故にハプニングが起きました。
「ハリー」はとにかく魚が大好きで、他のアシカのメンバーはまったく気にしないような魚の内臓の一部まで残さず食べます。
それが例え小さくても、見つければ器用に口先で拾い上げ食べます。
これは陸上だけでは無く、一緒に水中を泳いでいる時であっても、イルカたちの食べこぼしや、内臓があれば食べます。

但し、きょうはというと。
ショーに向けての練習中。プールに浮かぶサンマの内臓・・・ のようなものを発見、勢いよく捕食。
しかし、次の瞬間には
「カハッッッ!!」
と咳き込むように吐いて焦る「ハリー」。
どうしたものかと調べると、「ハリー」が食べたのはサンマの内臓では無く、“えのすい”で売られているチュリトス(ココア味)の破片でした。
水でふやけたチュリトスの破片はサンマの内臓にそっくり。
予想に反した味に「ハリー」も焦ってしまったようです。
「ハリー」にとって初めてであったであろうココアの風味はさぞかし苦いものとなったようです。

とはいえ、懲りずに内臓を見つけては食べている「ハリー」。
次は何味を体験するのでしょうか?

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