2013年07月16日
トリーター:加登岡

暑い夏

オキゴンドウ「セーラー」オキゴンドウ「セーラー」

“えのすい”の夏が始まりました。
いや~暑いです。太陽の光が眩しくてたまりません。
しかし、それよりも水面に反射した光の方が眩しいです。
目をしっかりと開けるのが辛いです。

イルカたちもトリーターのことを見ていますが、その背後に太陽があるとさすがに眩しそうです。
眩しいながら目を細めてこっちを見て合図に応えてくれます。
人間も動物もお互い目を細めながら見つめ合う姿は何だか面白いです。
ただ、眩しいとさすがにサインが見にくいのでそんな時には身体で影を作って、見やすい環境を作ってあげます。
ちょっとした工夫で動物の反応も変わるのです。

夏といえば『セーラー夏』でも書いてありましたが、「セーラー」の機嫌が悪くなる季節・・・
「セーラー」の担当者は恐怖の季節といっても過言ではありません。
機嫌が悪いのがすぐわかるのは「ピーピーピー」と音を出している時です。
この音はご立腹の証拠。
ショーの前に遠くからこの音が聞こえた時には・・・

おととしよりも去年は「セーラー」の機嫌がよかったので、今年は更に機嫌がよくなるよう「セーラー」担当の試行錯誤は続きます。
そして夏といえばもう一頭気になるのが「ミュー」です。
「ミュー」はショーに出てはじめて迎える夏です。
昨年はこの時期に発情してプールで浮いてボーとしていることがあったので、今年はショー中に発情しないことを願っています。

この二頭が夏をどう越えるか注目してみてください。

イルカショースタジアム

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