2013年09月02日
トリーター:足立

9は 9ラゲの 9~(その 2)歴史の重み

「クラゲサイエンス」の歴史年表「クラゲサイエンス」の歴史年表

9周年 9月はスペシャル 9ラゲ月!
ということで、今月は 9ラゲにまつわる小ネタを随時お届けしています。

9は 9ラゲの 9~(その 2) 歴史の重み

新江ノ島水族館には、クラゲの展示水槽が 50本もあり、50種類のクラゲの常設を目標に頑張っています。大きな声ではいえませんが、これって、日々綱渡りの自転車操業です。それでも、ここまでなんとかできるようになったのは、これまでクラゲに携わってきた、代々のスタッフの努力と工夫の結晶なのです。

クラゲの飼育や展示を初めて行ったのは、江の島水族館ではありません。でも、その後、一貫してクラゲの飼育・展示に関して、惜しみなく投資し、実験や研究も積極的に行い、また、図鑑的な生態展示とは異なる、新しい展示スタイルを開発し、教育普及の面でもクラゲを大いに紹介・活用し、クラゲを世界のメジャーに引き上げることに、私たちは大いに貢献してきたという自負を持っています。だからこそ、これからも誇りを持って、新しい展示に挑戦して行きたいと思っています。先人から受け取ったバトンをしっかりと手に持ちながら。

きょうご紹介する画像は、新しくできたクラゲ展示コーナー「クラゲサイエンス」の一部に書かれた、新江ノ島水族館のクラゲ展示の歴史年表です。行間に、代々のスタッフの試行錯誤や万歳やガッツポーズがあふれんばかりに隠れています。

9は 9ラゲの 9~ バックナンバー
その 1 9ラゲにこだわるわけ

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