2014年05月02日
トリーター:倉形

もうすぐ移動・・・

ダンゴウオダンゴウオ

タッチプールでかわいらしい姿を見せている「ダンゴウオ」。

日々気温が上昇しているきょうこの頃。それに伴い水温も上昇して、ダンゴウオには少々厳しくなり始める季節であります。
元々寒冷な海の底生で、吸盤状の腹びれを使って岩に張り付いた姿を見ることができる魚で、冬の風物詩的な存在の魚です。
残念ながらみなさんに触っていただくことはできないのですが、季節展示しています。
毎年のようにこの展示を心待ちにしている方も多いです。
同じ種類のダンゴウオでも個体差があり、体色がそれぞれ異なり、濃い緑色やあずき色、やや白っぽい色をした個体などさまざまで、どの色のダンゴウオも味わい深く、また体型が丸みを帯びた球状のため、見ているだけでとても癒されます。
さらにかわいらしさを演出しているかのような泳ぎ。
魚とは思えないような不器用な泳ぎ。
この泳いでいる姿をぜひみなさんにご覧いただきたいものです。

当館で展示しているダンゴウオは体長 1cmぐらいの大きさです。
餌は主に甲殻類や軟体動物などを捕食しています。

しかし、はじめにも書きましたが、これからの気温上昇を考えるとそろそろ引っ越しを検討しなければならない時季になりました。今度は水族館内の涼しい水槽に移動です。
ゴールデンウィーク中はタッチプールでご覧いただけると思いますが・・・
万が一ダンゴウオの状態に依ってはタッチプールでご覧になれない場合があります。その時はご了承ください。

タッチプール

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