2014年05月06日
トリーター:松崎

ぽかぽか

マッサージ中のオキゴンドウ「セーラー」マッサージ中のオキゴンドウ「セーラー」

GW最後の休みの方が多いのではないでしょうか?

このGW、イルカショースタジアムでは 2つのショーをおこなっています。
イルカとアシカとえのすいトリーターがおおくりする「きずな/kizuna」。
イルカと言葉をかわすことができる種族アクアンが登場するファンタジックなアクアパフォーマンス「ドルフェリア」。

この 2つのショーに参加しているのは、オキゴンドウ・ハナゴンドウ・バンドウイルカです。
この暖かくなってきた時期は、イルカやクジラたちにとって恋の季節なんです。
この時期はトリーターが頭を悩ませる季節でもあります。
なぜかというと、トリーターよりも雄のイルカが気になって勝手に遊びに行ってしまったり、イライラして興奮気味になってしまったりと集中力が欠けやすくなる時期でもあるからです。

このショーに登場するオキゴンドウの「セーラー」という女の子は機嫌が悪くなってしまうことがあるんです。
そうなると大変・・・

真っ黒で一番身体が大きい「セーラー」は、普段は温厚な性格ですが、怒ると怖いんです。
他のイルカたちがプールをすごいスピードで逃げ回り、ショーにならなくなってしまう事があります。

担当のトリーターは、「セーラー」の機嫌が悪くならないようにご機嫌取りに必死なんですよ。
何をするのかというと・・・ 「セーラー」が好きなことをしてあげます。
体をマッサージされるのが大好きなんです。
そうすると、目を閉じて気持ち良さそうな表情をみせてくれます。

種目を教えるだけではなく、やる気を引き出してあげるのも、トリーターの役目なんですよ。

張り切って、高いジャンプをみせてくれていたら機嫌がいい証拠です。
ぜひ、「セーラー」の調子を観察しに遊びにきてください。

イルカショースタジアム

RSS