クサフグ

相模湾ゾーンの小さな水槽群。がんばっています。

クサフグ
8月末にもトリーター日誌で紹介されました。（ 2015/ 08/ 28　当館生まれのクサフグ続報 ）あれよあれよという間に大きくなっています。前は黒っぽいゴマみたいなものが浮いている感じでしたが、もう立派なフグの形に見えます。釣りをするときはハリごと切られてイラっとすることもあるクサフグですが、非常にかわいらしい限りです（我ながら身勝手な発言・・・）。成長を見守っていただきたく。

カニたち
江の島などでも見られる水際にいるカニたちなど、いくつか展示しています。陸上に上がっているので、まるで作り物と見間違えてしまいそうです。この手のカニはとにかく脱走が心配です。網などのふたを設置して予防に努めるのですが、稀に廊下で清掃の方に保護されて飼育事務室に持ち込まれることがあります。また、ガザミなどでは、我々にそんなつもりはなくても一気に戦闘モードに入ってしまい、何かをつかんだ拍子にはさみが取れて、展示できなくなってしまうこともあります。扱いは慎重に。

アカイソガニ
テングダイ
これもいつぞやのトリーター日誌でとりあげられました。（ 2015/ 07/ 27　飼育員に伝わる伝説・2015/08/28　今週のおすすめ ）カワビシャ科という深場にいるレアーで知名度の低い部類に入ります。たぶん一般の方は姿を見ても名前は出てこないと思います。妙に尖った吻。必要以上に長いのではと感じる背びれ。ちょっと阪神ファン的な体色。ひげもあります。水槽下の方に隠れていることもありますので見逃さないよう。


テングダイ