続・コモチガギノテクラゲ増殖中( 8)
― 消えゆくものと生まれしもの ―

6月24日（火）55日目 ・・・・ 26個
大家族化が始まったと書いた前回の報告から 1か月近く経つのに、まだ26個？と思われる方もいらっしゃるかもしれません。以下にお知らせするきょうまでの間の計数結果をご覧いただくと、は次の通りです。

6月01日（日）32日目 ・・・・ 24個　　
6月03日（火）34日目 ・・・・ 27個
6月06日（金）37日目 ・・・・ 39個
6月12日（木）43日目 ・・・・ 46個
6月13日（金）44日目 ・・・・ 47個
6月14日（土）45日目 ・・・・ 46個

あれっ、数え間違いかな？と思い、もう一度数えましたが、やはり46個しか・・・ 。
もしかして水を換えるときに流したか？？

6月15日（日）46日目 ・・・・ 44個

また減った！流したか？
正直、きのうの分も合わせて 1個増えたか、変化ナシ、ぐらいに計数データを捏造しようかとも考えてしまいましたが、ぐっとこらえてありのままを記録しました。

増えるのは嬉しいですが、減るのは気持ちが落ち込みます。←という、自分の心境の変化もわかりました。
これ、本能？

6月20日（金）51日目 ・・・・ 28個

激減・・・ 。
ここまで減ると、データ捏造どころではありません。
飼育環境が悪いのか？狭いのか？
もしかして、寿命？
クローン増殖の限界？考えてみたら、もともとは、たったの 1個体だもの・・・ 。

腰高シャーレの中を覗いて見ると、個体としての一生を終えて、小さなゼリーの塊のようになった粒々がいくつか。
でもその傍らや水面には、新しく生まれたと思われる、ちびコモチカギノテがピコピコ、大きくなってオレンジ色の生殖腺がくっきりしてきたコモチカギノテが触手を広げてふわっと。
消えゆくものと生まれしもの。

もう少し、観察を続けてみようと思います。

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