2008年06月25日
トリーター:北田

深海生物展通信第 18号

お待たせいたしました。
それでは、水圧実験の結果(食べ物編)の結果です。
6月23日、海洋研究開発機構(JAMSTEC)のご協力のもと、身近なものに水深 6500mの水圧をかけました。
食べ物に、これらに 650気圧をかけました。

・キャベツ
・トマト
・オクラ
・ピーマン
・うどん
・バナナ
・とうふ(パックごと)
・ツナ缶
・ミニスイカ
・こんにゃくゼリー
・お米ポン菓子
・メロンパン
・サラミ
・わさび(チューブタイプ)
・ようかん
・くるみ
・みそ
などです。

まずは野菜・果物の結果。
ほとんどがみずみずしいと言うか、水っぽくなってしましました。
キャベツがレタスになったような感じです。
あっ、ロールキャベツに少し似ています。
スイカもバナナも水で薄めたような味でした。
ナスやキャベツはダシか何かと一緒の袋に入れて実験すれば、もっとおいしかったと思います。
形はほとんど変わりませんでしたが、水分のかたまりといわれるスイカには亀裂が入っていました。
それとピーマンは、中に水が入ってマラカスのようになっていました。小さい穴から水が浸入してきたようです。
トマトは逆に所々が割れていて、甘い液の部分が漏れていましたがおいしかったです。


<写真 1> 水圧実験風景

<写真 2> しんかいすいか

協力:海洋研究開発機構(JAMSTEC)

バックナンバー
[ 深海生物展通信 第 17号 ]
[ 深海生物展通信 第 16号 ]
[ 深海生物展通信 第 15号 ]
[ 深海生物展通信 第 14号 ]
[ 深海生物展通信 第 13号 ]
[ 深海生物展通信 第 12号 ]
[ 深海生物展通信 第 11号 ]
[ 深海生物展通信 第 1号~第 10号 ]

写真1写真1写真2写真2

深海Ⅰ-JAMSTECとの共同研究-

RSS