2011年10月07日
トリーター:島津

クラゲの飼育方法(その 2)


次は餌の準備です。

以前から魚の初期餌料としてブラインシュリンプというエビの仲間の乾燥卵が売られているので、この卵をふ化させて与えます。

ふ化させる方法は湯せん式で真水を 28℃位にサーモスタットとヒーターを使って温め、その中に別容器 2個( 1個は翌日に交互に使う)に海水を入れ、使う分だけの乾燥卵を入れてエアーでブクブクさせます。そうすると 24時間でふ化をします。

卵の殻を分離するには、光を当てるとブラインシュリンプは光に集まってきますので、それをサイフォンで吸い取り、エアーを入れてブクブクさせます。エアーを入れておかないと酸欠でしんでしまいますので、ブラインシュリンプがいる間は、エアーを入れておきます。

これで餌の準備は終わりです。

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