2012年03月30日
トリーター:城戸

2羽の新しい仲間


こんにちは!
きょうは 2羽の新しいフンボルトペンギンをご紹介します。
その 2羽とは、「ハク」と「ジャンボ」のヒナです。
以前、トリーター日誌でお話した、「ハク」と「ジャンボ」の 2個の卵が無事にふ化したんです。
1卵目は 3月22日の朝、2卵目は 3月23日の夕方にふ化しました。
どのようにふ化するかというと、まず卵にヒビが入り、穴が開いてクチバシが出て来て、穴が大きくなって、やっとヒナが出てきます。

親ペンギンはヒビが入る少し前から、卵を気にして、しきりにお腹の下を覗いています。
そしてふ化すると、ヒナが餌を要求するのに応えなくてはなりません。
親ペンギンが、ある程度消化した魚を、口移しでヒナに与えるので、いつも以上に食べないと、ヒナの要求に応えられません。
小柄な母親ペンギンの「ハク」もいつもの倍くらい食べることもあります。
そうして、親ペンギンからたくさんの餌をもらったヒナは、凄い速さで成長します。
ふ化したてのヒナは 80g位の大きさで、手のひらにすっぽり入ってしまう位小さいですが、1週間も経つと、両手で持たないと収まらない位にまで成長します。

ここで、2羽の特徴をご紹介します。

1卵目は、大きく甲高い鳴き声で、クチバシは白い部分が多いのが特徴です。

2卵目は、小さくかすれたような鳴き声で、クチバシは太く、先端が白いのが特徴です。

今後もどんどん個性がでてくると思います。
今は、まだ親ペンギンのお腹の下にいて見えにくいかもしれませんが、覗いてみると元気に鳴いている 2羽が見られるかもしれません。

ぜひ、一緒に成長を見守ってください☆

2羽のヒナ2羽のヒナ

ペンギン・アザラシ

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