まだまだ暑い日が続いております。
夜になると秋らしい空気を感じるんですけれども。

さて今週のおすすめはムラサキクラゲどうでしょう。
まさに、今朝江の島の定置網に入っていたというこのクラゲ、今までも何度か展示しているのですが、今回のムラサキクラゲは大きくて本当に「紫色」をしています。
今までのものは茶色の個体でしたから、ちょっと新鮮な感じです。

このクラゲの「中」には体長 5～ 7cmの魚が入っていました。食べられたのではなく「入って」いたものです。
クラゲにつくエボシダイ科のハナビラウオの仲間でしょう。
撮影の為に出てもらったのですが、きょろきょろおどおど挙動不審状態です。
当のクラゲは入っていようがいまいがあまり我関せずのようですが。

リンキクチスもどんどん色が変わっているようです。
石の隙間を素早く移動しているのでその辺りを見てみてください。

子どもつながりで 4種類ほどのベラの子どもを採集してきました。
クギベラ、タレクチベラ、イナズマベラと後一種類は・・・ 多分アカスジベラでしょうか。
ともに 1cm位。
ベラ類も親と子供で色や形が違うので面白いですよね。
特にクギベラはチョウチョウウオ水槽にオスとメスがいるのですが、子どもは体色も違う上に、特徴的な口ばしが無く、まるで別の種類のようです。
機会があれば展示したいと思います。

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※ムラサキクラゲの展示は終了いたしました。

ムラサキクラゲハナビラウオの仲間