2008年06月29日
トリーター:唐亀

水底の星日誌 6 「ヒナ」

カニをあつめています。来月のために。

ベニツケガニ

あらやだ「カニの亡者」いわないでくださいよ。
せめて「憎いおしゃれ泥棒」くらいにしておいてくださいな(ネタが古いので、解らないお友だちは、お父さんに聞くか、検索してみましょう)。

で、たしかに予備槽室はすごいありさまになっております。水槽のいたるところにプラスチックケースや虫かごが。 
カニは複数一緒にしていると、脱皮して体のやわらかい時にほかのカニに食べられてしまうのです。
ワタリガニ類は関係なく食べてしまいますが。
また、大きな水槽に放り込んでおくと、どこにいったのやら分からなくなったりもします。
とにかく、一匹ずつ隔離しておきたいので、結果こうなったぞ、と。

ここで一つ。このように小さなケースで隔離する場合、プラスチックケースより、虫かごのほうが良いです。プラスチックケースでは、水の流通が悪く、中の水が悪くなることがあります。

さて、こうして隔離しているカニたちの中で、脱走を試みようとするヤツがいます。
それはベニツケガニ。
ワタリガニの仲間で、小型ながらも気の荒いやつで、先日の磯採集で私をひるませたあのカニです。
虫かごの格子をハサミでねじ曲げ、切れている所もあるほどです。
外に出ると被害者が出そうです。
ヤツには檻が必要かも・・・。

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