2013年03月21日
トリーター:佐野

ワカメの教室 2日目


3月 17日にワカメのワークショップの 2回目が開催されました。
2週間前に植えたワカメを収穫し、成長を見て、食してもらったのですが、この 2週間の間にワカメの身に悲劇が。
ワカメの苗を植えてもらった数日後、水槽のようすを見に行くとワカメがちぎれて漂っていました。

みんなの植えたワカメが!

あまりの衝撃に一気に心臓に血が流れ込み、一気に引いていくのが感じられました。
そしてワカメにはくちばしらしき跡が。
代打のワカメを植え直し、容疑魚のイシダイをバックヤードへ送還しました(後日イシダイがつついていたとの目撃情報がありました)。

今まで魚とワカメを同じ水槽に入れてもワカメに被害はありませんでした。
水流が強すぎたのか?
魚の餌の量が足りなかったか?
今回のワカメの揺れ具合が気になったのか?
それにしてもなぜ今年だけ?

参加者のみなさんごめんなさい。

それでもワカメの色が茶褐色から緑色に変わる実験では、参加者全員が初めて見たということで解説者冥利に尽きる良い反応を見せてくれました。
自分のワカメに名前をつけている人もいて、
「このワカメお湯に入れたら死ぬの?」
「これって友だち食べるようなもの?」
などいろんな思いがあったようです。

ワカメの教室は終了しましたが、ウミガメプールではあと 1か月ほど相模湾の食に関する展示をおこなっています。
3月 24日(日)には片瀬漁港の販売部長さんがなぎさの体験学習館にて魚の獲り方、選び方、食べ方など、飼育係とはまた別の視点から語ってくださいます。
帰って、その日の晩ご飯から使えるようなお話もあるかもしれません。
こちらもぜひ聞きにいらしてください。

関連日誌
2013/ 03/ 03 きょうはワカメの教室1日目

収穫したワカメ収穫したワカメ

なぎさの体験学習館

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