海の紫陽花 - 集まって咲く、命たち。-

6月2日(金)~7月10日(月)

館内各所

「あじさい」の語源は「あづさヰ」。「あづ」は小さなものが集まるさまを、「さヰ」は藍色の「真藍(さあい)」を意味しているとされ、青い小花が集まって咲くことから「あづさヰ」、そして現在の「あじさい」に変化したそうです。この語源から、“えのすい”で咲き誇る「集まって輝く命の花」をご紹介します。

お互いに距離をとり、集まることを制限され、新しい関わり方を見つけた一方で、集まってこそ輝きを放つことも改めて感じたこの数年間。館内各所で展開する藍色を基調としたやさしい演出とあわせて、今年はこの季節を彩る紫陽花に重ね、海の中で集まって咲く美しい紫陽花たちをお楽しみください。


展示紹介
◇群れ
 群れをつくることで外敵から身を守る
 ・マイワシ
 ・シラス(カタクチイワシ)
 ・ゴンズイ
 [展示場所] 相模湾ゾーン

◇密集
 密集することで紫陽花のように見える
 ・フウセンウオ
 ・キサンゴの仲間
 [展示場所] 太平洋、相模湾ゾーン

◇群体
 小さな個体の集まりでひとつの形をなしている
 ・サンゴの仲間
 ・クラゲのポリプなど
 [展示場所] 相模湾ゾーン、クラゲサイエンス

◇集団生活
 集団で社会生活を営む
 ・バンドウイルカ
 ・フンボルトペンギン
 [展示場所] イルカショースタジアム、ペンギン・アザラシ

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