タイムスケジュール

開催中のショー・イベント

9:00-18:00
日によってショーの開催時間、回数は異なります。
ご来場予定日のスケジュールをご確認ください。

ショープログラム

ふれあいプログラム

※生き物の体調や天候など当日の都合により中止、または内容や時間等が変更になる場合があります。
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ふれあいプログラム

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ふれあいプログラム

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ショープログラム

ふれあいプログラム

※生き物の体調や天候など当日の都合により中止、または内容や時間等が変更になる場合があります。
9:00-18:00
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ショープログラム

ふれあいプログラム

※生き物の体調や天候など当日の都合により中止、または内容や時間等が変更になる場合があります。
9:00-18:00
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ショープログラム

ふれあいプログラム

※生き物の体調や天候など当日の都合により中止、または内容や時間等が変更になる場合があります。
8:00-19:00
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ショープログラム

イルカショーWave ~きみの波になりたい~

9:30★ 11:00★ 12:30★ 14:00★ 15:30★

毎回各15

イルカショースタジアム
 [ 事前予約チケット

イルカショースタジアム
ダイビングショーフィンズ

11:00 14:00 16:00

毎回各15

相模湾大水槽
クラゲショー海月の宇宙

9:20 10:20 11:20 12:20 13:20 14:20 15:20 16:20 17:20 18:20

毎回各5

クラゲファンタジーホール
あだちトリーターのカゲナレ

8:50 9:50 10:50 11:50 12:50 13:50 14:50 15:50 16:50 17:50

各回約 4

クラゲファンタジーホール
イワシショー

9:45 18:15

各回約 5

相模湾大水槽

ふれあいプログラム

さかなにごはん(有料)

開館時より開催(14:00に補充あり/当日の餌が無くなり次第終了)

さかなのもぐもぐプール
※生き物の体調や天候など当日の都合により中止、または内容や時間等が変更になる場合があります。

イベント

“えのすい”のくらげ展

新江ノ島水族館20周年 記念イヤーの今年は、夏から約4か月間、「感謝」と「挑戦」をテーマに“えのすい”を代表する生き物「クラゲ」を館内各所でご紹介します。 “えのすい”クラゲ史 2004年4月のグランドオープンから20年間の“えのすい”のクラゲ史を年表でご紹介します。 クラゲの飼育・繁殖、調査・研究、取り組みなど“えのすい”の歩みをご覧ください。 [展示場所] ウェルカムラウンジ “えのすい”を代表するクラゲの展示 2004年4月のグランドオープンから20年間展示をおこなっている“えのすい”を象徴するクラゲをご紹介します。 ミズクラゲ 広く世界中に分布し、日本の沿岸でもよく見られるクラゲです。 江の島付近でも夏を中心に沖の潮目にたくさん集まります。 “えのすい”のクラゲ飼育のはじまりともいえるクラゲで、クラゲを「美しく見せる」ことを意識した展示の原点「ファンタジーホール」の主役でした。 クラゲファンタジーホールの天井には、このミズクラゲの傘をデザインしています。 [展示期間] 7月12日(金)~8月31日(土) [展示場所] ウェルカムラウンジ パシフィックシーネットル 北アメリカ大陸の太平洋岸で見られる世界最大級のクラゲのひとつで、国内では“えのすい”が初めて展示公開し、世界中のクラゲを展示するきっかけとなりました。 オレンジ色の傘に赤い触手がひときわ目立つ華やかなクラゲで、クラゲファンタジーホールでは一番大きな水槽で展示をしています。 [展示期間] 9月1日(日)~11月4日(振・月) [展示場所] ウェルカムラウンジ 世界初展示!ノルウェーからやってきた小さなクラゲPodocorynaポドコライナ borealis ボレアリス 2023 年にノルウェーで開催された国際ヒドロ虫学会の採集調査の中で、えのすいトリーターが入手したヒドロ虫類のポリプからクラゲが遊離しました。 ベルゲン大学の研究者とともにクラゲの形態から種同定をおこない、これまで日本では出現が確認されていないPodocoryna borealis であることがわかりました。 野外では世界中で広く分布しますが、展示としては“えのすい”が初となります。シンプルな形態で、ヒドロ虫類の良さがぎゅっと詰まった魅力的な種をご覧ください。 [展示場所] 相模湾ゾーン 相模湾大水槽2F 出会いの海 横 世界初!日本初!新種発見!のクラゲをご紹介 “えのすい”では、目の前の相模湾はもちろん世界各地の海へ調査に行き、世界に先がけて多種多様なクラゲを飼育・展示してきました。 世界初、日本初展示のクラゲや江の島で見つかった新種のクラゲを生体や標本でご紹介します。 [展示場所] 相模湾ゾーン 相模湾大水槽 2F 出会いの海 横 [展示生物] ・世界で初めて繁殖に成功したクラゲ「アカクラゲ」 ・新種記載したクラゲ「ワタボウシクラゲ(標本)」「オトヒメクラゲ(標本)」 ・世界初展示のクラゲ「Podocoryna borealis」 ほか 毎日クラゲ採集 特別展示 クラゲ担当トリーターが(ほぼ)毎日江の島でおこなっているクラゲ調査・採集。これまでの調査結果や採集したクラゲの標本、採集道具を、毎日採集水槽とあわせて特別展示でご紹介します。 [展示場所] 相模湾ゾーン 相模湾大水槽 2F 相模の沖 前

“えのすい”のくらげ展バックヤードツアー

“えのすい”が誇るクラゲの展示を支えるバックヤードをえのすいトリーターの解説でご案内します。 参加いただいた方には“えのすいトリーター”のコメント付きチェキ風オリジナルカードをプレゼントします。 ※チェキは、富士フイルム株式会社の登録商標です。 お申し込みはこちら

“あわたん”撮影会

“あわたん”がフォトコーナーに遊びにきます! “あわたん”との撮影会を楽しもう! ※記念写真は希望販売/1枚1,400円(フォトフレーム・データ付) ・各回時間内での撮影会となります。 ・撮影参加は先着順です。 ・お手持ちのカメラのみのご参加はご遠慮いただいております。また、スタッフがお客さまのカメラをお預かりしてのシャッターサービスもおこなっておりません。 ・撮影の際、“あわたん”とのふれあいはご遠慮いただいております。

えのすいプラチナクラブ限定 スペシャルバックヤードツアー ~メカウィーク 飼育設備編~

8月 1日~ 7日は「機械週間(メカウィーク)」に制定されています。今回は、普段見ることのできない飼育設備を、メカウィークにちなんで特別に公開し解説します! 生き物や展示を支える設備とスタッフについて、この機会にぜひ知ってください。 1.水族館の“いのち”を守る「営繕チーム」の仕事 ・毎日の飼育設備への”点検”作業 ・修復や改良などの”工事”作業 ・何かがあった際の“トラブル対応” などなど、水族館そのものを支えるチームの仕事を紹介します。

えのすい会員限定 放課後えのすい~機械の日編~

8月 7日は、「機械の日」に制定されています。“えのすい”で常設展示をしているJAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」は、2017年に「機械遺産」に認定されました。 この機会に、「しんかい2000」の歴史や展示に至る経緯を学んでみませんか? 閉館後に、ミニ講座を開催します! 対  象 えのすい会員 小学4年生以上  ※1家族につき、保護者は 2名さままで無料入場可能。 講座中は 2Fロビーでお待ちいただきます。  参 加 費 1,500円 参加方法 7月20日(土)10:00よりホームページにて受付 ※先着順 1.“えのすい”への導入秘話 ・どんな経緯で“えのすい”に展示することになったのか? ・どんな方法で“えのすい”に搬入したのか? ・どんなこだわりで展示されているのか? 実際に搬入に関わったトリーターが解説します!

えのすい夜市

発売開始即日で完売した“えのすい夜市”。 多数のご要望にお応えして追加日程にて開催決定! 8月の開催ではさらに内容をパワーアップして開催します! キッチンカーや縁日コーナー、地ビールの試飲に湘南ならではの物販コーナーなど、この夜限りのイベントが盛りだくさんです。 会場では、深海生物の冷凍標本タッチや、今年の4月に誕生したゴマフアザラシ「ココア」の毛(抜け落ちたもの)をおとなの毛と比較して特別展示します! えのすいトリーターによるフィールド調査報告もあります!一部の水槽では、夜ならではの生き物たちが休んでいるようすもそっとご覧いただけます。 さらに、相模湾ゾーン岩礁水槽前では、浴衣でご来場のお客さまを対象に記念写真をプレゼント! 夏祭りの夜市を“えのすい”で楽しんでみませんか。 えのすい夜市 一、閉館後の水族館を貸し切りで夜のお祭りを楽しむ 二、オーシャンカフェ、メインショップ延長営業 三、キッチンカー大集合 四、イベント限定標本の展示(アザラシ親子の実物の毛や深海生物冷凍標本など) 五、水族館内に縁日コーナー、駄菓子屋、物販コーナーが登場 六、参加者全員対象のおみやげくじコーナー 七、地酒/ビール試飲・販売コーナー 八、浴衣来場者限定(先着120組)プロカメラマンによる撮影ブース 九、えのすいトリーターのフィールド調査報告  「海獣類フィールド調査で見えてきたこと」 十、マイアミビーチショー”夏”花火  19:40~19:45に目の前の片瀬海岸西浜に花火が打ちあがります。  水族館から花火を鑑賞しませんか?  ※雨天・荒天中止

えのすいecoデー Vol.167

裸足で歩ける海岸を目指し、ビーチクリーンを実施します。 ビーチクリーンと一緒に砂浜にうちあがる漂着物を観察しながら、海からの贈りものを探してみませんか。 身近で楽しいeco活動にぜひご参加ください。 ※悪天候時は中止します。 [実施予定プログラム] 9:00~9:30  ビーチクリーン  ※熱中症を考慮し、時間を短縮して開催します。  ※ごみ袋、軍手、トングはご用意します 9:30~10:00  ビーチコーミングアート  ※貝殻等を使用した作品作り [対 象]  ビーチクリーンにご参加いただいた方(参加無料) 9:00~10:00  ペットボトルキャップ回収運動 [協 力] ・NOTARI ・株式会社服部商店 ・公益財団法人かながわ海岸美化財団 ・シナネン株式会社

真珠取り出し体験

アコヤガイの中の真珠を見つけ、取り出す体験ができます。 取り出した真珠は持ち帰れるほか、ペンダントや指輪、ピアスなどにすることもできます。 [取り出し体験料] 1回 1,000円  ※アクセサリーに加工する場合、加工料は別途必要です。 [加工料] ネックレス 1,500円 チャーム付ネックレス 2,500円 デザインネックレス 3,000円 ピアス or イヤリング(片耳) 1,500円 リング 1,500円~ クラゲキーホルダー 1,500円 他
終了しました

第118回 えのすいクラゲの日

毎月9日は「えのすいク(9)ラゲの日」!7月は7日(日)に開催します。 えのすいトリーターと一緒に、相模湾へクラゲを探しに行きませんか? 「毎日クラゲ採集」をおこなう、クラゲを熟知したえのすいトリーターが、クラゲ採集の楽しさをお伝えします。 クラゲを採集したあとは、どんなクラゲが見つかったか顕微鏡でじっくり観察します。 クラゲ採集・観察を通して、クラゲの不思議をのぞいてみましょう。 ※荒天時はプログラム内容を変更します。
終了しました

新江ノ島水族館 20 周年特別展

2004年 4月のグランドオープンから今春20周年を迎えた“えのすい”。 特別展では、20年間の歩みを展示や記録写真、動画でお楽しみいただけます。 “えのすい”生まれのカタクチイワシ “えのすい”10周年の2014年、湘南・江の島の特産品でもある「シラス」の常設展示を開始しました。 シラスを展示する新たな挑戦にあたり、さまざまな不安要素はありましたが、試行錯誤の繰り返しにより、シラスの常設展示が可能となりました。 “えのすい”生まれのカタクチイワシは現在11世代目が誕生しています。 [展示期間] 6月 1日(土)~7月 10日(水) [展示場所] ウェルカムラウンジ [展示生物] カタクチイワシ
終了しました

“えのすい”の好きな瞬間 フォトコンテスト 入賞作品展

2024年 3月15日(金)~ 4月21日(日)まで「“えのすい”の好きな瞬間」をテーマにフォトコンテストを実施し、896件ものご応募をいただきました。 厳選なる審査の結果、入賞されました10作品をご紹介いたします。 生き物に近づいて好きになったり、お子さまの成長を感じたりと・・・ ご応募いただいた作品を通して、この20年間をお客さまの目線で振り返ることができました。 これからも“えのすい”で過ごす時間が、みなさまの記憶に残るすてきなひとときとなりますように。 たくさんのご応募、誠にありがとうございました。 最優秀賞 タイトル:富士を抱えて 受 賞 者:ゆー さま
終了しました

海の日スペシャルナイト えのすい×NME 海のパイロットになろう!

当館の目前に広がる相模湾を再現し100種2万匹の魚たちが泳ぐ「相模湾大水槽」で、海の調査で実際に使用している水中ロボットの操縦を体験!さらにスペシャルゲストとして、JAMSTECの日本初の大深度有人潜水調査船「しんかい2000」の初代パイロットでもある日本海洋事業(NME)の田代省三アドバイザーをお招きし、「しんかい2000」解説ツアーやパイロットのおはなしを楽しめます。今年の「海の日」は、海の調査をテーマに海について親子で学んでみませんか。 ◆水中ロボットを使った海洋調査のおはなし 海の不思議を調べるために活躍している水中ロボット。どんな機械でどんな調査をしているのかな? ◆水中ロボットの操作 操縦の仕方をひとりずつ説明しながら相模湾大水槽にて操縦体験をしていただきます! ◆しんかいパイロットによる「しんかい2000」スペシャルツアー 実際に「しんかい2000」を操縦して深海に何百回も潜水したパイロットをお迎えして、深海担当トリーターと一緒に深海Ⅱをご案内します。ここだけの特別なお話が聞けるかも! ◆撮影写真と修了証のプレゼント 相模湾大水槽の中で水中ロボットが撮影した画像とパイロット修了証を参加したみなさんにプレゼントします ◎ 完売しました◎ ◎完売しました◎ [集合場所]  湘南お祭り広場 [集合時間] 18:10 受付開始 18:30 入場開始 18:45 挨拶・本日のミッション紹介 19:00 A班とB班に分かれてご案内します。     A水中ロボットの紹介・操縦     Bしんかい2000ツアー 19:50 Aしんかい2000ツアー     B水中ロボットの紹介・操縦 20:45 大水槽前で質疑応答 21:00 イベント終了
終了しました

えのすい夜市

2024年6月25日(火) 特別追加チケット販売のお知らせ 完売のお知らせをしていました 7月20日(土)開催の「えのすい夜市」。 ご要望にお応えし、入場時間を変更した一般追加枠を設けました。 特別追加チケットでのご入場は 19:15 からになります。 ※入場時間がイベント開始時間と異なりますのでご注意ください。 ご入場・参加時間 19:15~21:30 募集人数 若干名 参加費 大人 2,800円 高校生 1,800円 小・中学生 1,300円  幼児(3歳以上) 900円 参加方法 6月29日(土)13:00よりホームページにて受付開始 先着定員になり次第終了 ※3歳未満の申し込みは不要です  → 完売しました
終了しました

えのすいKids Club会員限定 早起きえのすい ~トリーター研究室~ 夏休み自由研究編

夏休みの自由研究を"えのすい"でやってみませんか? "えのすい"にはたくさんの種類の生き物がいます。 「なんでこんな模様なの?」「群れて泳ぐ理由はあるの?」「どんなものを食べて生活しているの?」そんな疑問を、えのすいトリーターに聞いてみよう。 あなただけの自由研究で、目指せおさかな博士! 対  象 えのすいKids Club会員小学3年生~6年生 + 年間パスポート会員保護者 先着 30組  ※1家族につき、保護者は 2名さままで  ※小学1年生、2年生、未就学児のえのすいKids Club会員は同伴可能  (プログラムへの参加はできません) 参 加 費 子ども 1,000円、保護者 800円 参加方法 6月27日(木)21:00 受付開始 ※先着順 早起きえのすい ~トリーター研究室/夏休み自由研究編~ ~ 1.生き物の不思議を探してみよう! 自由研究のテーマ探しのお話し さまざまな魚がいることに着目して、気になるテーマを見つけてみよう。
終了しました

えのすいecoデー Vol.166

裸足で歩ける海岸を目指し、ビーチクリーンを実施します。 ビーチクリーンと一緒に砂浜にうちあがる漂着物を観察しながら、海からの贈りものを探してみませんか。 身近で楽しいeco活動にぜひご参加ください。 ※悪天候時は中止します。 [実施予定プログラム] 9:00~9:30  ビーチクリーン  ※熱中症を考慮し、時間を短縮して開催します。  ※ごみ袋、軍手、トングはご用意します 9:30~10:00  ビーチコーミングアート  ※貝殻等を使用した作品作り [対 象]  ビーチクリーンにご参加いただいた方(参加無料) 9:00~10:00  ペットボトルキャップ回収運動 [協 力] ・NOTARI ・株式会社服部商店 ・公益財団法人かながわ海岸美化財団

イワシショー

相模湾大水槽の主役であるマイワシたち。8,000匹のマイワシが織りなすエネルギッシュで躍動感溢れるショーをお届けします。 [タイムスケジュール ]

20周年特別展 常設展示の歩みと見どころ

相模湾ゾーン 神奈川県から新水族館構想が提示されたことがきっかけとなり 1997年、当館主催による国際水族館シンポジウム「湘南・相模湾の水族館21世紀に向けて」を開催、世界各国より 600名の方が参加されました。 シンポジウムのテーマは「水族館の役割」でありましたが、湘南海岸の多面的な利用が計画されている中で、人と海との交流、地球環境保全の役割など、課題は幅広いものでした。 パネルディスカッションでは、相模湾を取り巻く陸・海域を含めた調査研究、地域との融合という点に課題が与えられ、「相模湾と太平洋」の生態系を展示してゆくという方針が固まりました。 開館して 20年、相模湾に向き合い理解を深め、情報発信をおこなってきました。課題が山積する中、生物、環境の保全のために何ができるかを模索しています。 岩礁水槽 江の島の南磯にも広がるアラメやカジメといった大型の海藻類の藻場を表現した水槽です。 海藻育成には「光」「水の動き」「栄養」といった要素が重要です。建設にあたっては、資料収集や予備実験、他園館の視察などをおこない、水槽上部にいくつかのタイプの照明を並べ、背後にはピストン式の造波装置を設置しました。 擬岩面には何らかの形で外から持ち込まれたいくつかの海藻類が自生してきました。立ち上げ当初と比較するとうっそうとした雰囲気が出てきたものの、主役としたいアラメやカジメの周年育成には至らず、課題が残る発展途上の水槽として展示していました。 数年前から鉄イオンを添加することにより、大型海藻の育成状況は格段に向上しました。一方、江の島などフィールドでは磯焼けが進み、大型海藻の姿が見られなくなりました。回復に向けて幼株の育成など藻場の再成と保全に関する活動も行っています。 川魚のジャンプ水槽 2008年の館内改装にともない、相模湾の海岸より陸側の環境を展示するため、相模川の流れを再現した淡水魚の水槽を造りました。水槽制作にともない、海の「波」では表現することのない、落差による小さな「滝」で魚の行動展示を目指しました。 海に比べ浅い川にすむ淡水魚は、生まれた時から水面を意識して生活しています。水が枯渇しそうな危険を察知したら、わずかな水流を頼りに新しい場所に移動しなければなりません。見えない次の水場に身を投じられるか、跳躍は命を懸けた一瞬のドラマのようです。 自然の河川でもなかなか見ることのできない行動を、いつでもご覧いただきたいという思いで造りました。水槽内の水位を徐々に下げてゆく渇水が始まると、川魚の本能が呼び覚まされ、より水量の多い場所に移動しようとします。遊泳ではもはや移動できなくなった落差になると、流れを吻先で確かめるような動きをわずかにした後、跳躍をします。 観察しやすいように、水量を少なくしながらも、水の流れをより感じさせるように、小さな滝に捻じれや撹拌、しぶきといった工夫が施されています。 海岸水槽 干潟、アマモ場、逗子沖のサンゴ礁、湘南港を模した水槽群です。当館の前身となる旧・江の島水族館は汽車窓式の水槽が並んでいて、こういった特殊な形の水槽はありませんでした。そのため、他園館や研究機関を視察し、情報収集を行い、この場所にふさわしいものを模索して造られました。当初はどの水槽もボリューム感に欠けることがありました。特にアマモには苦労しましたが、近年は周年安定した状態が保てています。干潟やキサンゴの展示は開館以来、少しずつ進化してきました。一方、飼育設備の部分では配管の詰まりなど苦労が絶えず、水位や水質の不具合がしばしば発生しました。日々、試行錯誤しながらも相模湾の海岸の環境をわかりやすく紹介するため、これからも取り組みを続けていきます。 沿岸水槽 地元の漁師さんとのつながりが深い水槽群です。以前は「食卓水槽」と呼んでおり、その名のとおり「食」をテーマに年4回、季節ごとにさまざまな展示を展開していました。魚の採集法の紹介で、水槽内に採集道具を入れてみたり、砂地の上にミニチュアの定置網を張ってみたり、天井に地引網を吊ったりしたこともありました。現在は「沿岸水槽」と名を変え、水深に応じた生物の展示をおこなっていますが、この展示の始まりには「いただきます」という言葉の由来についての解説があり、当館が常に発信している「つながる命」について、お客さまに語りかけています。 タカアシガニ この場所には、相模湾の深海にすむ世界最大のカニであるタカアシガニを展示することが最初から計画されていました。 水槽の高さをどうするか、という議論になったとき、世界一大きな種類のカニの展示は人気があり、人だかりになるだろう、そしてカニは常に底の方にいるものだから、水槽の底面が低いと見にくいのではないか、という考えのもと、現在のような展示水槽となりました。 可能な限り大きなタカアシガニを展示できるように作った大きな水槽には、ラブカなどの大型の冷水系の生物が一時的に収容されることもあります。 相模湾大水槽 相模湾の一部を切り取ったような水槽を造るために、私たちは実際に江の島沖に潜水し、写真を撮り、それをもとに景観を造り込みました。 現場確認のため、まだモルタルで擬岩を造作している、足場だらけの相模湾大水槽の中に入ったときには、その登山道のような場所がいずれ水中になることなど想像もつきませんでしたが、でき上がった相模湾大水槽は、水中から見ても、外から眺めても、本物の海のような水中景観の水槽になったと思います。 丸い窓からは穴に入ったウツボが見えると思いますが、あの穴はウツボが入ってくれたらいいなと思って作った穴です。 時の経過とともに擬岩には小さな生き物がすみ着いたり、海藻が付着したりして変化してゆく相模湾大水槽自体が、一つの生き物のようです。 深海Ⅰ ~JAMSTECとの共同研究~ 新江ノ島水族館開館より、当時JAMSTEC(現在の国立研究開発法人海洋研究開発機構)の研究員でもあったスタッフとともに、これまで飼育したことが無いどころか、見たことも無かった深海生物の長期飼育に挑戦していました。 バックヤードの周りにある配管資材や、飼育器材などを工夫して熱水噴出孔のようなものを造ったり、低水温の水槽の中にヒーターを入れて、熱水域の環境の再現を試みたりと、さまざまな試行錯誤をしていました。 その一つの成果が特許を取得した化学合成生態系水槽です。 時代とともに、深海に関する知識も調査技術も進歩しました。今では水中ドローンで深海のようすが見やすくなり、世の中でも深海への関心が高まってきていると思います。 みなさまもこの20年の間に、「深海」がより身近に楽しめるようになったことを実感されているのではないでしょうか。 クラゲファンタジーホール 美しいクラゲに囲まれて癒やされてほしい、という思いを込めてつくられた空間です。「クラゲファンタジーホール」という名前も、青く幻想的な雰囲気も、旧・江の島水族館のクラゲ展示コーナーから引き継がれています。 開館9周年の 2013年に、ホール中央に球型水槽「クラゲプラネット(海月の惑星)」が加わり、「クラゲファンタジーホール」は “えのすい” を象徴する空間の一つとなりました。 どこまで行けば「完成」なのかはわかりませんが、クラゲ展示による究極の癒やしの空間づくりに、これからも邁進してゆきます。 太平洋 新江ノ島水族館の展示の大きなテーマの一つは「相模湾」ですが、相模湾にはいない生き物ももちろん紹介したいと思い、相模湾から少し飛び出して、「太平洋」というくくりで展示を展開しています。 他の水族館からの協力を得て、続いている展示もあります。 冷たい海 新江ノ島水族館を開館するにあたり、トリーターからは「水温を(今よりもっと)下げられる」ということが、大きな願望の一つでした。 低水温を維持することは、そのこと自体も、そして必ず付随してくる結露の問題(観覧側のガラス面、ウッドデッキの腐食など)も、大変なことではあるのですが、その悲願が受け入れられ、とにかく、「冷やせる」ということがうれしくて、これまであきらめていた種類の生き物を飼育展示できるわくわく感でいっぱいでした。 暖かい海 透明度が高く、太陽の光が降り注ぎ、多種多様でカラフルな生き物がたくさんいる、暖かい海。 大きな水槽、環境に合わせた擬岩、太陽光が入る天窓、明るい照明など、設備面が充実することは、水槽で「暖かい海」を再現するためには飼育技術とともにとても重要なことです。新しい設備に胸を躍らせながら、造り込みをおこないました。 トロピカル水槽 開館当初からしばらくの間は「サンゴ礁水槽」という名前で、サンゴの展示を行ってきました。しかし、私たちの技術がまだまだ未熟で、繁殖によって安定的な展示をおこなうまでには至っていなかったことや、自然界からサンゴ類を入手することについても、規制が厳しくなり、環境を大切に守る立場の水族館としても、やはり生物の入手については慎重におこなうべきだという考えから、一旦路線を変更し、サンゴ礁域にすむ魚の展示を行おうということになりました。 内容を任されたのは当時の女性トリーターズ。魚種の選定など、和気あいあいと話し合いながら考えたコンセプトは、「群れときどき大魚(ムレトキドキオオザカナ)」。 トリーターが楽しい気持ちで考案した水槽を、お客さまにも楽しんでいただけることを願っています。 サメ水槽 新江ノ島水族館 開館当初は、ツマグロ、アカシュモクザメ、ネムリブカ、エイラクブカ、オオセを展示していました。 開館当初の照明は今より明るかったため、コケが付くのが速く、掃除が追いつかず底面がコケだらけになってしまっていた時期がありました。 途方に暮れていたところ、あるトリーターが一度は諦めたメラミンスポンジで根気よくこすってみたところ、だんだん底が見えてきたのです。コケがあまりにも厚くなりすぎて、普通にこすっただけでは落ちていることに気づけなかったのです。 この方法で相模湾大水槽でショーダイバーを担当した後に、サメ水槽に潜ってメラミンスポンジでコケ取りをすることをルーティーンにしました。30分でコケを落とせる面積が10平方センチメートル程度でしたが、15平方メートルほどの全底面が見えるまで、擦り続けました。百里の道も一歩から。今も、あの時きれいになった底面をキープしているのです。 クラゲサイエンス もっと小さな水槽で、もっと小さいクラゲも展示したい。多種多様な、これもクラゲかと思えるような種類も紹介したい。クラゲについて、もっといろいろな情報を発信したい。その思いを実現すべく、開館9周年の2013年に、クラゲの展示コーナーを増設しました。それが「クラゲサイエンス」。 「クラゲファンタジーホール」の「癒やし」に対して「学び」をコンセプトにしています。 小さなクラゲを展示するための水槽については、計画段階から、見た目にも楽しく、思わず覗き込みたくなるようなものを、ということででき上がったのが、通称「お花畑」と呼んでいる水槽群です。 実際に、お客さまが一つ一つの窓に目を凝らしているようすには、新鮮な驚きと感動を覚えました。 これからも、お客さまに興味を持ってもらえる展示を、私たち自身も楽しみながらおこなってゆきます。 ペンギン・アザラシ ~ ペンギン ~ フンボルトペンギンを飼育し始めたのは 1960年代初めごろで、野生やヨーロッパの水族館動物園で繁殖したフンボルトペンギンが多く日本へ輸入されていた時代でもありました。 現在ではワシントン条約で厳重に保護され、海外からの輸入が困難になりましたが、国内飼育全個体の管理繁殖計画を遺伝子レベルで厳重に行い、新しい血統を野生や海外から輸入しなくても国内の繁殖個体のみで野生に近い遺伝子が維持されています。“えのすい”でも繁殖技術を向上させ、現在飼育している 27羽はすべて繁殖個体です。 群れのイメージが強いペンギンですが、番(つがい)や個体に、よりクローズアップした展示をおこなって、フンボルトペンギンの多様性を探究しています。 ~ アザラシ ~ 1962年、ゴマフアザラシの飼育を開始しました。当時、全国で最年長の「天洋」という雌が、博物館相当施設として展示研究を目的に飼育され始めた最初のゴマフアザラシだといわれています。 「天洋」はのちに多くの子どもを産み、安定した個体数を維持しながら、通常展示、繁殖、給餌解説など多様な展示をおこないました。 新江ノ島水族館になってからは、屋外の飼育施設や屋内飼育施設など展示形態を変え、初出産、繁殖へ向け取り組んでいます。 環境水槽 順路の最後に、今見てきた生き物たちと、彼らを取り巻く環境について少しでも思いを馳せてもらえるような、メッセージ性のある水槽を置こうということになりました。 最初はわかりやすく、水中に捨てられたごみから、環境を考えてもらえたら、ということで、レイアウトとして壊れたテレビを入れていたこともありました。 「環境」というテーマはそのままに、展示内容は何度か変わり、ある時は、当館の水槽コンテストというイベントで最優秀賞を受賞した中学生のアイディアを展示したこともありました。 その後、やはり最後の水槽は未来に向かって明るい気持ちになれるように、彩り鮮やかな種類の魚をお見せしようという方向になり、現在に至ります。

サカナミニライブ

えのすいトリーターが水中カメラを通して、相模湾大水槽の魚たちをみなさんにご紹介します。 なかなか間近で見ることのできない魚に迫ったり、日中は隠れていて見えない魚をご紹介したり、水中のライブ映像を通して相模湾大水槽の魅力をお伝えします。 [タイムスケジュール ]

体験学習プログラム

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