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えのすいトリーター日誌

2021.05.10 トリーター:笠川

2021/05/10 祝 5回目


本日、無事 5回目の脱皮に成功しました。
かなり大きくなりました。ふ化した頃と比べると信じられないくらいの成長です。
いつも脱皮予想を立てているのですが、ドンピシャか1日ずれくらいです。
ただ、今回は少しはずしました。飼育環境やそのときのフィロゾーマの状態にもよるので、仕方ないです。
まぁ、2日ずれなのでほぼ当たりです。予想ははずれても、無事成功してくれて本当に良かったです。

あと 1回 2回脱皮したら、浮遊生活は終わります。フィロゾーマ幼生からニスト幼生になります。着底し、もう一回脱皮すると稚エビになります。
先日、クラゲサイエンスで朝 給餌をしていたら、お客さまが話しかけてくれたので、その流れでジェリーフィッシュライダーを紹介しました。
すごく興味は示してくれたのですが、これがウチワエビになるんですよと説明したら、ウチワ?とピンときていませんでした。
なので、今、魚名板をもっとわかりやすくなるようにつくりなおしています。
もう少しお待ちください。ひと足お先に、あのときの家族連れのお父さん、これがウチワエビです。


魚名板や解説などは、デザインチームのスタッフと協力して作ります。
前に話に出てきた広報チームもですが、水族館はいろいろな部署の人たちがいて成り立っています。
もちろん飼育員も頑張っています。

魅力的な生き物たちばかりなので、なるべく多くの人たちに興味、関心をもってもらえるようにこれからも工夫していきます。

2021/05/01 祝4回目

クラゲサイエンス


2021.05.10 トリーター:小形

2021/05/10 月1の肝試し


今日は過去にも何度か書かれている当直業務についてのお話です!
私たちトリーターには、月に1度、朝まで水族館に残り、夜の間に動物たちに異変が起きていないか、水槽がトラブルを起こしていないか、などを確認する当直業務があります。

大きなトラブルは起きないことがほとんどですが、それ以外にもなかなか体力を使うこの業務。

まず私の睡眠時間をいつも削っているのは大量の洗濯物です!!
トリーターがその日に着た制服や、使用したタオルなどを全て洗って乾燥し、仕分ける作業です。
おそらく手際の良い人は睡眠時間を削られることなく、就寝までに終えることができるのですが、私はだいたい夜遅くまで洗濯物を回していることがほとんどです。
最近は、洗濯のせいで睡眠時間が削られるのを防ぐべく、当直の日は夕方から洗濯機と乾燥機にフル稼働してもらい、頑張っています・・・!

次に迎える仕事は夜 23時頃の見回りという名の肝試しです。
学生アルバイトをしていた頃から、色々な職員の人に「見える人にはたくさん見えるみたいだよ」「あの角に女の人が・・・」など、散々おどかされてきました。
覚悟はしていましたが、夜の真っ暗な水族館はやはり怖いです。何回やっても慣れません。

「見える人には見えるもの」私はそういったものは一切見たことも感じたこともないのですが、ついに見えてしまうのではないか・・・と毎度毎度恐怖でいっぱいです。

こちらは夜のイルカショースタジアムのようすです。


観客席の方は、誰か座っているんじゃ・・・!!と勝手に想像していつも怯えながら歩いています。


怖い・・・。


怖い・・・。

動物のようすや水槽にトラブルが無いか確認するのはもちろんですが、余計なことを考えて、余計に大変な思いをしている私です。

朝になるともう1度見回りをするのですが、冬はまだ真っ暗なので肝試し第2回戦です。
夏場になると明るくなっているので、心にゆとりを持って見回りができます。

肝試しと書きましたが、可愛い動物たちの寝姿や、朝は魚類の水槽を一人でじっくり見ることができるなど、当直ならではの特権もあります♪




まるで「おはよう~!」と言っているかのような表情。



それから毎回ではありませんが、鯨類・鰭足類・ペンギンの担当者には、時々朝の餌切り業務があります。
イルカ・アシカ・オットセイ・アザラシ・ペンギンの食べる魚を各個体ごとに決められた量を計って用意する業務です。
足し算をしながら作っていくのですが、間違えのないように、1人でぼそぼそ計算を口に出しながら餌を用意しています。
これも慣れないとなかなか大変な業務です・・・!

餌の量が書かれたホワイトボード



「夜の水族館にお泊り」と聞くと一見楽しそうに聞こえますが、案外大変なことも多い当直業務のご紹介でした。
少し前までは、当直明けの日に趣味の山登りに行くこともありましたが、最近は帰ったらすぐにお昼寝をしないと体がもたない年齢になってしまいました。。

このトリーター日誌はまさに当直明けの朝に書いています。
それでは、全ての業務が終わったので帰って休息を取らせていただきたいと思います!

お疲れさまでした~!


2021.05.09 トリーター:濱田

2021/05/09 カワウソの食生活改革


4月から新体制となったカワウソチーム。まず初めに取り組んだのは食生活の改革!
今まではアジとサバを中心にあげていたのですが、4月からイワシとシシャモをあげ始め、5月からはむきアサリとむきエビが加わりました!
お食事メニューが 6種類になってカワウソも喜んでくれているかな?

エビとアサリはこんな感じです。


そもそもカワウソは川にいる動物だよね?
たぶん海にいる魚を食べることはないはずだよね?
じゃあ何を食べているの?
カニとか昆虫とかも食べているらしいです!
しかも結構な大食いです!
というところから、食べている物を淡水化(カロリーと脂質の減少)しようと始まりました。
色々ツッコミ所があるとは思いますが、まずは第一歩を紹介していいきます!
本当は現地に行って実際にこの目で確かめたいですよね・・・


さてここである疑問が。
『“えのすい”にいるカワウソたちが果たして食べるのか?』
食へのこだわりがとても強いことで有名なカワウソたち。
他の園館では「色々試したけど全く食べないから諦めた・・・」といった声も。
結果は・・・


食べましたー!!!
むきエビを食べている「オモチ」のブレブレ写真(一番上)をどうぞ!!!
最初は口に入れることすら嫌がっていましたが、今では丸ごと食べます!!!

今後は食生活だけではなく、色々やっていこうと考えています。
食生活を変えたことで、カワウソのためになっているかも見える化できたらいいなとも思います!

ちなみに、あまり日誌に登場しない採血は、絶賛停滞期中です・・・笑
あと一歩。
そのあと一歩が中々乗り越えられないといったところです・・・
新しいことをやりつつ、そちらも進めていきます!!

あ!!
お気づきの方もいるかもしれませんが、「オモチ」が展示に出ていることがたまにあります!
ぜひ会いに来てくださいね(^^)/


2021.05.08 トリーター:番長

2021/05/08 新生活


春の大型連休も終わり、徐々に春から夏へと移ろう季節になりましたね!
暖かくて花粉もなく、日も長くなるこの時期は個人的にすごく好きな季節です。

さて、私事ですが4月から担当が魚類から海獣類に変わりました。
同じ水族館にいたはずなのに担当が変わると生活が180°違います。
周りの人にも言われましたが、本人が一番不思議な感じでした。でも、いろんな生き物に携われることは嬉しい限りです!
そんなこんなであっという間に1か月が過ぎ、私の初めてのパートナーが決まりました。
バンドウイルカの「ニコ」です!


今回はそんな「ニコ」のことを新人目線で紹介します。
まずは見た目から。
「ニコ」の特徴はなんといってもこのピンクの模様です。


最初、イルカたちを覚える時に、「ニコ」には桜の花びらがあるんだよと教えてもらいました。とっても覚えやすいです。
また吻先から目にかけて綺麗なカーブの模様があるのも分かりやすいです。

>
「ニコ」と「リン」

続いて、私が個性的だなと思ったこと・・・
それは、おちょぼ口なところです!
イルカって大きく口を開けているイメージがありませんか?(私はそう思ってました)
でも「ニコ」は魚を貰う時、ちょぴっとしか口を開けないんです。なんだか、控えめな感じがまたかわいいです。笑
「ニコ」はおぼつかない私のこともよく見て、一生懸命に合図に応えてくれます。今はまだ、どれくらい楽しんでくれてるか分かりませんが、少しずつ関係性を築いて動物たちが楽しい!と思えるようにしていきたいです。

「ニコ」を見かけた時はぜひ、「おちょぼ口」に注目してみてください。

余談ですが、前にトリーター日誌で取り上げた作りかけの手書き解説が完成して、現在展示してもらっています。言わずと知れた画伯Iトリーターの足元には及びませんが、気合を入れて書いたのでぜひ見ていただけると嬉しいです!


2020/11/13 手書き解説作成中


2021.05.07 トリーター:水村

2021/05/07 思っていたのと違う・・・・


今年の春の大型連休、去年に比べてやや寒いと感じている水村です。
当館のクラゲの生産室は常に21℃設定ですので、寒いのです。
冬は比較的暖かく、夏は寒いのです。なので、私は生産室にいる間は通年、フリースを着ています。
きょうは思っていたのと違う・・・と感じたクラゲの紹介です。

クリサオラ・プロカミア。現在もクラゲファンタジーホールで展示中、以前は片瀬江ノ島駅水槽にも展示していました。

随分前に、プロカミアのポリプの日誌を書いたのですが、ポリプから出てきたエフィラは紫かかったキレイな色だったのです。



ポリプ と ストロビラ

そして成長すると、紫色はすっかりなくなり、傘には模様ができて、口腕や触手もとても長くなります。



15センチ、20センチくらいの大きさまでなのかと思っていましたが、予想以上に大きくなるようで、当館でもプロカミアは大きく成長しています。
長い口腕を含めると、70センチ以上はありそうな大きさ。(通常、クラゲは傘の長さで大きさを測ります)
大きくなるのは嬉しいのですが、紫色はどこへいったの? 私だけの意見ですが、15センチくらいの大きさが一番よかったのです。
とはいっても、エフィラから時間をかけて成長していく過程は、面白いので思っていたのと違っていても、みなさんにお見せできるくらい成長すればいいのです☆

きっと今後も、こんなことが起きますよ! その時はまた、お知らせします!!

クラゲファンタジーホール


2021.05.07 トリーター:笠川

2021/05/07 気難しい女王!?


クリサオラ・ラクテア、ようやく成長し、無事展示を開始しました。2019年に偶然的に1個体だけ育ち、ただあまりベストではなかったので、静かに展示に出した以来です。今回は自信をもって出しています。なぜなら、やっと、このクラゲを理解して飼育できるようになったからです。

海外もののクラゲは、やはり理解するのに時間がかかります。海の環境が日本とは違うので、想像が追いつきません。
基本的な飼育の仕方は、ポリプをもらった相手に聞きますし、何となくは調べます。ただ、それでもうまくいかないことは多々あります。特に、クラゲを得られるかどうか。みなさんにお見せするには、やはりクラゲにしなければ。
このラクテア、ポリプも状態良し、出てきたエフィラも状態良し、ただ1か月たっても2ヶ月たっても育ちません。それの繰り返しでした。

いろいろ試行錯誤した結果、ようやく何が良くなかったのかわかりました。かなり振り回されたので、勝手に気難しい女王、ラクテアと称しました。でも、ちゃんと女王を理解してあげられたので、女王は心を開いてくれたようにすくすくと育ち始めました。今までの苦労がいったい何だったんだろうと思うくらいにぐんぐんと順調に大きくなっています。

壁にぶつかったとき、私はいつも、えのすいクラゲレジェンドSさんの言葉を思い出します。「海に習いなさい。」海が答えを教えてくれる。だって、そこにいるんだから。その生き物を理解するのに、その生き物がすむ環境を理解しなければなりません。そして、それから“えのすい”の環境に合わせていく。これからも頑張ります。

ラクテアと合わせて、円柱水槽にビゼンクラゲが登場しています。初めてうまくたくさん育ちました。たくさんいて、とても可愛いです。ぜひご覧ください。


ビゼンクラゲ(クラゲファンタジーホール)

クラゲファンタジーホール


2021.05.06 トリーター:長野

2021/05/06 さぁ、ここから!!!


みなさん、春の大型連休も終わりいつもの生活に戻る方もたくさんいると思います。
長い休みの後の仕事は少し憂鬱ですよね。。
そんな時におすすめなのが元気に家を出ることです!
「行ってきます!」と大きな声を出すだけで自然とポジティブな気持ちになります。
良かったらやってみてください。ポジティブにならなかったらすみません!

はい! では本題に行きましょう(笑)
私は春の大型連休もみなさんに今の私だからこそお伝えできることをイルカショー「きずな/kizuna」を通してお伝えしていました。
最近、バンドウイルカ「ルイ」とコンビを組んで「きずな/kizuna」に出演しています。
今月でルイとコンビを組んでから7か月が経ちました。
まだまだルイと私は新米コンビで、先輩方がジャンプなどの種目をルイにやってもらえている中で私の時だけやってくれないということが多々あります。。

しかし、そんな中でようやくできるようになったのが、“ルイの尾鰭を持って移動する”ことです。


尾鰭を持って進むだけでしょ?と思う方がいると思いますが、この行動はルイが私のことを信頼してくれていることで成り立っています。
ショーに限らず、トリーターがイルカたちの尾鰭を持って移動しているところをアクリル越しに見ていただきたいです。
見てみると、ルイだけでなくほとんどのイルカは目を瞑ってなすがままに身を委ねている姿を見ることができます。
ルイが私に身を委ねてくれた。この事実が私にとってとても嬉しいことなのです!

ルイが私を信頼してくれたことでようやくスタートラインに立てました。
ここからがルイと私のコンビのスタートです。
「さぁ、ここから!!!」

とにかく楽しく元気なルイと私のコンビをみなさんにみていただきたいです!

きずな/kizuna


2021.05.05 トリーター:岩崎

2021/05/05 5月5日は「こどもの日」


国民の祝日に関する法律では、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と定められています。

こどもの日のきょうは、“えのすい”生まれのこどもたちを紹介しましょう。

バンドウイルカ「ミライ」

2020年4月21日生まれで、先月1歳の誕生日を迎えました。
朝の見回りでブルーディングプールを観察していると、お母さんのシリアスといっしょに水をかけのいたずらを仕掛けてきます。

コツメカワウソ「オモチ」
2018年12月22日生まれで、2歳と半年ほどになりました。
午前中に展示スペースで遊んでいることが多いです。

フンボルトペンギンの「ユキ」と「サチ」

ユキ


サチ

2020年の秋生まれで、先日愛称が決まりました。
親とほとんど同じ大きさですが、まだ雛特有の羽模様。
この姿が見られるのは、夏から秋にやってくる羽換わりシーズンまでの期間限定です。

アオウミガメの「ティダ」と「ウチワ」
2018年8月4日生まれで、今年の夏で3歳になります。
甲羅の長さが42cm、体重は12㎏を超えました。
平日限定ウミガメパフォーマンスの「かめらいふ」で紹介しています。

「かめらいふ」

フウセンウオ
えのすい生まれ4世代目。
“ブサかわいい”(不細工でかわしい)フウセンウオたちが、冷たい海の水槽でくらしています。

カタクチイワシ
えのすい生まれ8世代目
“えのすい”では、2014年に世界初のシラス展示をスタートさせました。
展示の準備から、今日まで命をつないできています。

これからもこどもたちの成長を見守り、つながる命を大切にしていきたいと思います。


2021.05.04 トリーター:鷲見

2021/05/04 セブンのワクチン接種


こんにちは。
健康管理が大変な日々が続いていますが、みなさんは体調大丈夫でしょうか?
実はイルカたちも健康管理のためにワクチン接種を行うことがあるので、今日はそのお話をしたいと思います。

私の担当しているカマイルカの「セブン」は年に約2回、大きな病気を予防するためにワクチン接種を行います。
しかし、イルカたちは初めてやることは大体驚いて、ヒトに近づいてくれなくなってしまうこともあります。特に「セブン」の性格はとっても怖がり。注射をするために陸に上がってくることも怖くて昨年はできませんでした。
しかし、1年間の練習を経て、陸にも上がれるようになり、体を触っても、獣医さんが近付いても、へっちゃらになってきました!!


陸に上がっているセブン


獣医が指で身体をツンツンしています

最近は陸に上がるのが楽しくなってきたのか、合図を出すと勢いよく上がってきてくれます。
次のワクチン接種は7月ごろです。もっと練習を積み重ねて、「セブン」にとってワクチン接種が怖くないように、準備していきたいです。

イルカショースタジアム


2021.05.03 トリーター:黒川

2021/05/03 先輩トリーターの神業


みなさんは新しいテーマ水槽は、もうご覧になりましたか?
今回のテーマ水槽は、こどもの日にちなんだ、「鯉水槽」となっています。
この水槽の中央に、ドドンと展示しているのは・・・


こちらの鯉です。
え?普通の鯉じゃん!とお思いでしょう。
実は、みなさんが普段見かける鯉と、この鯉はちょっと違います。
日本の魚と言えば鯉!と思う方もいますが、川や池で目にするのは、実は外来型の鯉なんです。

日本に古くからすむ鯉(在来型)もいますが、限られた場所にしかおらず、外来型の鯉とは見た目が少し異なります。
今回展示している鯉は、この在来型の特徴と一致している、中々お目にかかれない貴重なノゴイなのです(DNA解析を行うなどしないと断言はできませんが)。

実は、この水槽の入れ替えをおこなっている時に、私は大きな衝撃を受けるできごとがありましたので、ちょっとお話させてください。

閉館後、テーマ水槽準備中のことです。
先輩のSトリーターと一緒に、バックヤードの水槽にいるノゴイを桶に入れて、展示水槽へ運んでいる最中。

私:「水槽に鯉を入れるのに、網を持ってきましょうか?」
S:「いや、手で入れるから必要ないよ。」
・・・・・・・・・・・ え?手で入れるの??
聞き間違いかな ・・・・・。

私:「手で入れるんですか?」
S:「うん、手で入れるよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
S:「網を使うと鯉が擦れるかもしれないし、柔らかい手で入れた方が今回の場合は良さそうだね。網を洗うのも手間になるから、素手で入れるよ。俺は、生き物に良く、かつ人間も楽に!がモットーだから(キラッ)」

私は頭をフル回転させました。
鯉は力も強いし、中々のサイズなので重量もある。もちろん体面は濡れていて滑りやすい。
水槽の上から入れるから、最低でも顔の高さくらいまで鯉を持ち上げなくてはいけない。途中で鯉が暴れたら、床に落ちて大惨事に。しかも在来型に近いレア鯉。
鯉を鷲掴みにして、無事水槽に入るイメージができません。
Sトリーター、疲れて冗談を言っているのかな・・・

展示水槽に着くと、Sトリーターは床に置いた桶に手を入れます。

私:「ちょっ!私が桶を持ち上げるので、最短距離で入れましょう!!」
S:「いやいや、ここで大丈夫だから、ここから入れるよ。」

全く焦らず、鯉を包む手に集中する、Sトリーター。
ど、どうなるんだろう・・・ と私はドキドキしながら桶を押さえていました。
すると、Sトリーターは優しく鯉を手で持ち、鯉はされるがまま動かず、静かに、丁寧に、鯉を水槽へ、そっと入れました。

S:「よし」

本当に素手で鯉を水槽へ入れてしまいました!!!!
「ほらね」と、当たり前のように話すSトリーター。
こ、こんなことができるなんて!!!!びっくりです!!!!

後で話を聞くと、魚種や魚の状態を考えた上で、手の温度が伝わらないように水に手をしっかり浸して、鯉の動きを見て、「ここだ!」というベストタイミングで移動させたそうです。

生き物の知識量、ショーでの華麗なパフォーマンス、難しい仕事もそつなく完璧にこなしてしまうのに、魚や水族館に対する思いは人一倍熱い、スタッフやアルバイトさんにもファンがいて、普段から非の打ち所のない先輩と思っていましたが、この時はダイレクトに、
「凄い・・・凄すぎる・・・ めちゃめちゃかっこいい!!!!」
と思いました。
きっと鯉も「この人になら触られてもいいな。」と思ったに違いありません。
並の飼育員では絶対真似できない、多くの経験と、生き物の扱い方を熟知しているからこそできる、まさに神業。

「いつでも、自分の腕を磨くことを考えるといいよ。道具が無いとか、人手が足りないからって諦めるんじゃなくて、そんな状況でもできるスキルを自分が身につけるんだよ。自分の成長にもなるし、生き物にもより良い方法が見つかるかもしれないしね。」
かっこよすぎる・・・!!
私もSトリーターのようなプロフェッショナルにならなければ!と胸が熱くなりました。
Sトリーター、リスペクト!!!!

熱くなりすぎて、かなり勢いのあるトリーター日誌になってしまいました(笑)
そんな神業によって水槽に入ったノゴイ、水槽で堂々と泳いでいます。
在来型と外来型の見分け方も解説しているので、ぜひ貴重なノゴイをじっくり観察してみてくださいね!

テーマ水槽


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