ペンギン・アザラシ

彼らの水中での行動に注目

日本から遠く離れた、北と南の冷たい海。北の海のアザラシも、南の海のペンギンも、日本で特別に愛されている存在です。海の中にエサを求めて進化した彼らの水中での行動にご注目ください。

ペンギンは海の中で飛んでいる。

ペンギン(フンボルトペンギン)

ペンギン(フンボルトペンギン)

ペンギンは空を飛ぶことは出来ませんが、れっきとした鳥のなかまです。長いくちばし、小さいけれど丈夫なつばさ、全身をおおう羽毛など、鳥の特長がたくさん残っています。水の中にエサを求めたペンギンは水中で速く泳ぐため、体の形は水の抵抗を受けにくい紡錘形に、足はお腹の方からお尻の方へ移動しています。
陸上ではよちよちとぎこちない動きのペンギンですが、水の中では驚くほど高い能力を見せてくれます。

ゴマフアザラシ

ゴマフアザラシ

ゴマフアザラシ

北太平洋、オホーツク海やベーリング海など冷たい海に棲んでいます。ゴマフアザラシは夏から秋にかけての季節は沿岸で定着生活をし、冬から春の流氷がやって来る季節は、流氷と共に移動や回遊をします。

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