企画者コメント (1)
こんにちは。「ソロ水族キャン」を企画した山﨑です。
1年前の冬、「DarkAquarium ーダークアクアリウムー 」を運営していたとき、ライトに照らされた相模湾大水槽の生き物たちの姿が夜空の星と重なったことから、この企画の構想が始まりました。
『相模湾大水槽の前で焚火をやると、おもしろいのではないか?
(本イベントでは焚火をおこなうことはできません。)
イルカショースタジアムでテントを立てて、夜通し、波の音を聞くのもいいよな。
アザラシプール水槽の前で夜な夜な寝袋を敷いて眠るのもいい。』
水族館とキャンプという異質のコラボレーションが、頭の中に浮かび上がりました。
そこで、ソロキャンパーの鈴木トリーターに相談しました。
「実際にキャンプを体験した方が良い企画ができるよ」
鈴木トリーターにキャンプに連れて行ってもらうことにしました。
企画者が実際にキャンプ体験しているようすキャンプの基本を教わりながら、夜通し焚火とBBQを決行。
鈴木トリーターこだわりのキャンプグッズが酒のつまみになります。
上等の肉に、ピザ、お酒を食らう。
みたらし団子のベーコン巻き。焼きマシュマロ。
時計の針がゆったりと進みます。
ときには風で雨が吹き込み、夜中はどんどん冷え込んでいきます。
そんなときはホットコーヒーで身体を温めます。
霧が晴れた夜空を見たとき、お客さまに“えのすい”でのキャンプを提案したいと思った次第です。
企画者が夜空を眺めながら、相模湾大水槽と重ね合わせているようす今回はソロキャンプの「ソロ水族キャン」です。
大好きなキャンプグッズを並べて、写真を撮ったり、空想したり、考えごとをしたり、創造的な時間を過ごしてください。
企画者コメント (2)
みなさんこんにちは!トリーターの鈴木です。まだまだ駆け出しですが主にソロでキャンプを楽しんでおります。
最初に「キャンプ×水族館」をやりたいと相談を受け、第一声で「ところでキャンプって何をするんですか?」と聞かれました・・。この瞬間、よし、まずはキャンプに連れて行こうと思い、彼を連れて行くに至りました(笑)。
まさに百見聞は一体験に如かず、ですかね。結果は上述の彼の文章の通りです。
知れば知るほどキャンプの可能性は無限で、突き詰めれば、キャンプマナーを守った上で、外で各々のやりたいことを好きなようにやる、そんな自由に遊べる大人の遊びがキャンプかなと思っています。中でもソロは特に自由です。近年さまざまなキャンプギアやスタイルが確立され、キャンプの定義は多様化しています。
私がキャンプで特に好きな時間は、キャンプ場に到着し、キャンプ地を決め、テント設営の前に椅子とテーブルだけを出してビールを飲む瞬間です。もうこの瞬間でキャンプの楽しさはほぼ上限に達しております(もちろんその後は上限を振り切り続けます)。さらに、燃えている焚き火越しに目の前の夜の自然の景色や音、星空を楽しみながら、ゆっくりとお酒やコーヒーを飲む時間も大好きです。
そして、毎回買いすぎてしまう食材を苦しいほど食べたのに、なぜかカレー麺は別腹で食べられる・・(食べた後はもれなく後悔しますが・・まあ美味いんですよね)。
これらの大好きな瞬間をぎゅっと詰め込んだのが、この企画です。(と、勝手に思い込んでおります)
今回はわかりやすく最近流行りの“チェアリング”という言葉を使っておりますが、キャンプの定義は「自分がキャンプだと思うこと」だと思いますので、つまりはテントを張らずに椅子だけで楽しむキャンプですね。
続きを読む
この企画、想像しただけで楽しそう・・と思っておりましたが、実際にやってみると、想像以上に良いんですよ◎
長年飼育の仕事をして毎日水槽を見続けてきましたが、くつろげる椅子で思いっきりリラックスして水槽を見ることは初めての経験で、意識やちょっとした環境の違いで、毎日見ている水槽と見え方がここまで違うものかと、ものすごく新鮮な気持ちを体験できました。
背もたれに寄りかかって水槽を見た瞬間は、設営前のビールを飲んだ時と同様に「最っ高」という言葉しか出ませんでしたね。
これで実際にビールを飲んだらどんな気分になるのか・・こればかりはみなさまの反応を見て補完させていただければ幸いです・・泣笑
あと、現実的なところでいえば、当たり前ですが、寒くないし暑くないし天候の心配もない。もちろん虫もいません。そして、床が絨毯ですので大きな汚れなく物が気軽に置けます。
私はあまり地べたに直接ものを置くのが好きではないので、これはかなりストレスフリーでやり易いです。なんなら、椅子なし、グランドシートなしの地べたスタイルも可能ですよ!身軽なので椅子とテーブルを持って自由に移動できるのも良い!
まさに楽しみ方は無限大です!
水族館というと、通常は周りに他のお客さまがいる中で、立って歩きながら観覧することがほとんどかと思いますので、そもそもずっと同じ水槽をゆっくりと見続ける経験はあまりないと思います。おそらくそれだけでも特別な体験になると思います。
我々トリーターは夜、床に座ってじっくりと行動を観察することがありますが、そこで思わぬ行動や生き物同士の関係が見えてくることがあります。
魚たちは、ランダムに動いているようで実はお気に入りのルートや、隠れ場所、他の魚同士の関わり方があったりします。
夜なので、昼間には見られない生き物が動き出したり、夜になると隠れる生き物がいたりします。そんな生き物たちを発見するのも楽しいです。
そして、実はキャンプに関連する生き物も結構いるんです。
せっかく水族館でキャンプをしていただくので、ぜひそんな生き物に関する豆知識もお土産に持ち帰っていただければと思います。どうぞお楽しみに!
もし気になったことがあれば何でも聞いてください。
良ければ(お酒をご一緒することはできませんが・・涙)隣に椅子を並べてゆっくりお話しをさせていただけたらうれしいです。
普段のサイトとは一味違う、水族館でお気に入りの場所を選び、お気に入りの椅子に座って、自分だけのキャンプルーチンでくつろぎながら、じっくりと水槽や動物たちを眺めてみてください。
キャンプの最高な時間とともに自分だけの生き物たちの新たな発見があるはずです。
えのすいサイトでお待ちしております。
ご応募の際の個人情報は、当プログラムの運営以外では使用いたしません。