ふたりのDarkAquarium -ダークアクアリウム-

6月3日(土)18:00~20:15

館内各所

ペア前売券 7,000円(2名さま分)
ペア当日券 8,000円(2名さま分)

18歳以上 先着ペア 65組 130名

[参加方法]

前売券
5月3日(祝・水)10:00より受付開始/定員になり次第受付終了
当日券
ホームページにて当日 6月3日(土)18:00まで販売/定員になり次第受付終了

閉館して消灯した夜の“えのすい”で、ランタンの灯りだけを頼りに夜の生き物たちを観察してみませんか。
忙しい日常を過ごされるみなさまに、喧噪から離れた静かなひとときをご提供します。

企画 1
ランタンの灯りで夜の生物観察
普段と夜とでは違う生き物たちの姿を見ることができます。

企画 2
記念写真サービス
「写真を見返して思い出話が尽きない」そんな写真を残してくれるプロカメラマンのSTUDIO PHOTOTO 大石恭輔さんをお招きして記憶に残る写真をプレゼント♪
 ※写真のサイズ 2L判(127×178mm)
※お写真(数量2枚)は後日、郵送となります。
※参加費の中に含まれています。


参加されたお客さま

企画 3
“えのすい”の生き物にまつわる特別映像を公開
内容は来てからのお楽しみに。

企画 4
オーシャンデッキの特別演出
いつもとは違う光と音楽の演出で、江の島の風景を楽しみましょう!

★当日早く来られる方は、イベント当日の通常営業時間中、15:00から17:00まで、本イベントのチケットのご提示で館内自由見学ができます。

◎5月3日(祝・水)10:00より受付開始◎

生き物たちの夜の行動 ワンポイント解説はこちら

STUDIO PHOTOTO
 大石恭輔さん

1981年横浜生まれ かに座のB型。
幼稚園教諭2種・保育士資格を取得後さまざまな職を経験し渡米。帰国後、近所の写真館に就職しカメラ技術を学ぶ。独立後、愛知県名古屋市にて写真の勉強をする。結婚、子どもの誕生とともに静岡県藤枝市に活動拠点を移す。
使用カメラ canon EOS R5

DarkAquarium
おすすめフォトスポット

相模湾ゾーン

太平洋

企画立案者より
こんにちは。
DarkAquarium-ダークアクアリウム-を企画した山﨑です。
もし、「“えのすい”の一番の見どころは何ですか?」と聞かれたら、私は「閉館後の“えのすい“」と答えるでしょう。それも、消灯して静まり返った夜の“えのすい”です。


企画立案者が水槽を眺めているようす

家庭以外でいうと、この場所ほど、心が安らぐ場所はありません。
不思議ですよね、自分の職場が心安らぐ場所だなんて(笑)。

相模湾大水槽にいる夜行性のウツボが水面に昇りゆくシルエットや、悠然と水槽の壁面を泳ぐホシエイの姿。彫刻のように佇むイズカサゴやオオカミウオたち。昼間とは違う夜ならではの観察ができます。

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また、聞こえる音は、空調の振動音と、水槽の水の音だけです。
ここで、よく私は、空想したり、日常を振り返ったり、企画のアイデアを練ったりしています(笑)。ふと、面白いアイデアが浮かんだりもします。

このイベントではみなさまにも、ぜひ、消灯した夜の静かな“えのすい”を味わっていただきたいと思って企画しました。

ダークアクアリウム。魅力のポイント、3つに絞ってご紹介します。

1つ目は相模湾大水槽です。
約 100種類 2万匹の生き物たちのシルエットが見られます。まるで、夜の海を潜っているかのような、そんな体験をぜひ味わっていただきたいです。

2つ目は未知なる自然界のイルミネーション。
目の下に大きな発光器を持つヒカリキンメダイや、岩礁水槽もオススメ!光る謎の極小生物がいます。後者はトリーターも大学の先生でも知らない。未だ解明されていません。
よく目を凝らしてみてください。


3つ目は空想の時間が手に入ることです。夜ならではの生き物たちのさまざまな姿を見て、感性の刺激を受けてほしいと思います。
みなさまのご参加をお待ちしております。

運営メンバーより
みなさん、こんにちは。
DarkAquarium-ダークアクアリウム-の新たな運営メンバーに加わった鈴木です。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。


私は長らくトリーター(飼育員)として、魚類や海獣類を担当しておりました。
今回はトリーター目線でダークアクアリウムの見どころを紹介します。

「ダークアクアリウムのすごいところは?」、と聞かれて真っ先に思うところは、とにかく館内が本当に真っっっ暗になる、ということです。
こういった夜のイベントでは館内を消灯したとしても、たいてい多少の明かりを残しますので、トリーターが見ている完全な夜の生き物の状態にはなっていないことがあります。

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ですが、このイベントでは、本当に徹底的に真っ暗にするので、生き物たちの動きが、ほぼトリーターしか見ることができない“夜”になっているんです。
“えのすい”ではトリーターが夜のトラブル対応として、毎日1名水族館に泊まり、深夜にライトを手に各水槽の見回りをするのですが、本当にその状態に限りなく近いと思います。

初めてこのイベントを見たトリーター時代、館内だけでなくバックヤードまで完全に暗くなっており、ここまでするのか・・と驚いたことをよく覚えています。
他ではなかなかここまで完全に暗くなった水族館を見ることはできないので、これだけでも参加する価値は十分にあるかと思います。

では、そんな真っ暗な水族館で、生き物たちはどんな動きをしているでしょうか?
普段砂に潜ってまず出てこない夜行性のエイやウミヘビの仲間は泳ぎ回っています。
岩陰に隠れじっとしているエビやカニ類は、活発に動き回ります。
岩礁水槽には夜にしか出てこない超隠れキャラの極太ウナギが一匹いるとかいないとか・・(出会えたらラッキーです)。
昼間、規則的に泳いでいるカタクチイワシは夜にしきりに水面付近にぶつかるように泳いでいきます。これは産卵行動です。
相模湾大水槽では夜にマイワシを襲う夜行性の捕食者が活動を始めます。
そのため、マイワシの群れはより一層緊張感を増し、ぎゅっと強固に団結し、昼間よりもさらに自然界さながらの美しい群れの動きを見せてくれます。
一方、カラフルな暖かい海の魚たちは、夜には黒っぽくなりサンゴや岩の隙間に隠れています・・・へぇー、となるのはまだ早いですよ。

お手元のランタンでそっと照らしてよく見てみてください。完全に黒一色ではなくコントラストがあり、まだら模様になっていたり、赤っぽくなっていたりすることに気が付きます。
カラフルな熱帯魚が暮らす浅場の海には、月明かりで影ができます。
まだら模様の方が実は黒一色よりも目立ちにくいんです。
また赤い車が闇に溶け込むと黒い車以上に見えづらくなるのと同じで、実は、赤色というのは、夜に紛れるのに適した色なんです。
などなど・・、挙げたらきりがありませんが、最後にこの写真をご覧ください。


この水槽は、相模湾ゾーンにある漁港水槽ですが、ここに寝ている魚が何匹いるかわかりますか?


正解は5匹です。
細長いのはニジギンポでロープに沿ってうまく隠れて寝ています。
アミメハギは静止しているのではなく、歯でロープにつかまって流されないようにして寝ています。
そして、一番難しかったと思いますが、黒いブイの根元に隠れて寝ているのはサザナミフグの子どもです。ぴったりのところを見つけたようですね(笑)

ちなみに、丸で囲ったタツナミガイ(右)とアカオニナマコ(左)は夜行性なので、夜に動き回ります。
こんなシーンがダークアクアリウムでは目白押しです。
季節によっても生き物の生活のリズムやサイクルが違いますし、展示も日々更新されていますので、我々も予想していない発見が毎回あり、楽しみ方は無限大です。

初めて参加される方はもちろん、2回目以降の方も、寝ている場所や動いている魚の種類が変わり、何度でも楽しみや発見は尽きません。
ダークアクアリウム、おすすめです!

限りなく静かで真っ暗な夜の水族館。
小さな明かりひとつ。
ゆっくりと夜の生き物のようすをのぞいてみませんか?
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

<NEW> お客さまの声
●普段の水槽も綺麗で楽しいですが、暗闇の中の水槽もまるで自分が海の底にいるようでとても癒されました。
●夜の海がまるで宇宙の闇のように見え、海がこんなにも暗い表情を持っているとは知らず、また、生き物たちの存在を灯で照らし出すまで認識できない我々の目の頼りなさを知った。普通の水族館の深海エリアでは知ることができないことまで知れてとても良かった。
●昼と夜の生き物たちの違いを実際に目で見て欲しい。すごく良かったです。
●昼間の水族館とはまるで違うようすでした。ランタンを水槽の縁に置き、暫くようすを見ると、魚のほうから少しづつ近づいてきてくれたりもしました。相模湾大水槽はずっと見てられます。
●明かりが限られた中での大水槽、最高でした。下から見上げる眺めは、上部からのライトが水面から差し込む光の筋と相まって、海底にいるかのようでとてもすてきでした。
●大水槽の明暗のコントラストがとても綺麗でした。
昼間は動かなかった魚が動いているのが見れて新鮮でした。

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●昼間とは違った生態が見れてとても楽しかったです。また、人数が少なく設定されているのでお気に入りの水槽をずっと見ていても周りに迷惑をかけないのが良いと思います。
●日中は落ち着いている夜行性のサメなどが活発に動いている姿を見ることができました!
●昼間の水槽の中ではジッとしているウツボ、ヒラメ、ツバクロエイが泳いでるところを見ることができました。ランタンの光だけでなく、暗い水槽のなかをのぞきこみ、目がなれたころに見える魚たちを見ることができました。
夜しか見ることができない、とても楽しい時間でした。ありがとうございました。
●人の声を潜めた静かな空間で、照明の少ない水槽を見つめていると、海の中で目の前の生き物の小さな息遣いが聞こえてくるように感じられた体験ができました。
暗い水中を生き生きと泳ぐ姿、静かに過ごす姿が目を閉じると思い出されてしばらく寝付けないほど興奮の残るすてきな時間でした。
●感染対策もしっかりしており、ゆっくりと生態観察ができ普段の水族館とはひと味違う楽しみ方をできました。
●夜行性で普段は隠れてしまっている生き物や、発光性生物たちの発光しているようす、その他や構成の生き物たちが活発に動く姿など、いつもは見られない夜の海洋生態系のようすが観察でき、非常におもしろかったです。
●昼間よりも人口密度が低く、気兼ねなくゆっくりといきものを観察できた。サメが活発に動いている姿や、ヒカリキンメダイ、謎の光る生き物など、夜しか見られない生き物の姿を観察できた。
●ヒカリキンメダイの光がとてもキレイで、暗い中輝いて見えました。
昼間とは違う雰囲気の相模湾大水槽、神秘的でした。
●ランタンに生き物たちが寄ってくるようすがかわいらしかったです!
エイが魚を食べる瞬間を見てしまいました・・・!夜ならではですね!
●日中はじっとしていた生き物が目立っていたり、逆に日中動き回っていた生き物が静かにしていたり、普段とのギャップを楽しめました。遅めの時間で周囲の喧騒から離れてリラックスもできました。
●参加者全員が静かに楽しもう、という意識だったので展示物に集中できたし、きれいな風景に心が癒されました。
イルカやアザラシも夜の時間で人も少ないためか、リラックスしているようすが新鮮で人も生き物もみな、ゆったりしていて良かったです。
●閉館後の水族館というだけでワクワクでした。大人だけの時間なので落ち着いてゆったりと生体の観察ができ良かったです。テラスのJAZZとランプも雰囲気が良く心地よかったです。ビールが有れば完璧ですが、今は我慢ですよね~。
●高足カニの動きが昼間より活発で面白かった。ペンギンの寝姿がかわいい。クラゲは明るい方が綺麗。
●海にも夜がある。当たり前なことに気づいた。
●いつもは通り過ぎることの多いシラスやクラゲですが、暗い中で見るととても綺麗で感動しました。
アザラシ、イルカもフレンドリーで、何してるの?って感じで遊びに来てくれます。

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