
新江ノ島水族館は前身の江の島水族館時代の1987年より 5年に一度、江の島の海岸で「江の島の潮間帯動物相調査」をおこない、無脊椎動物の種類や密度などを調べ、記録をしてきました。
この調査の記録をもとに、当館では初めてとなる図鑑を制作しました。図鑑には人気のカニやヒトデをはじめ、ちょっと変わっているフジツボやゴカイなど、海岸へ行けば見つけられる無脊椎動物たちを掲載。動物の見方や見分け方、観察のポイント、調査を始めたころから現在までの江の島の変化など、江の島の情報がつまった1冊になっています。
片手で持てる大きさのハンドブックになっているので、この図鑑を手に江の島の海岸へ出かけてみてください。
※潮間帯とは、潮の満ち引きの影響を受けて水没したり干上がったりするところを指します。
※無脊椎動物とは、背骨(脊椎)をもたない動物で、この図鑑には魚を除くイソギンチャク、貝、エビ・カニ、ヒトデ・ウニ・ナマコ、その他カイメンやゴカイの仲間を紹介しています。
書籍 えのすい海のずかん「江の島むせきつい海岸どうぶつ図鑑」
発行 新江ノ島水族館
定価 1,430円(税込)
発行日 2025年 2月10日(月)
販売場所 新江ノ島水族館
メインショップ
仕様 縦 180mm × 横 148mm 128ページ
掲載動物 253種
<ご報告>
江の島で見られる生き物を理解する一助になればと、神奈川県教育委員会、藤沢市教育委員会を通じて神奈川県立高・中等教育・特別支援学校、県立図書館・博物館、藤沢市立小・中・特別支援学校、図書館へ「江の島むせきつい図鑑」を寄贈。神奈川県教育委員会および藤沢市教育委員会から感謝状をいただきました。
■2月5日(水)神奈川県庁 東庁舎

(左)崎山館長 (右)神奈川県教育委員会 信太生涯学習部長
■2月7日(金)藤沢市役所 本庁舎

(左)藤沢市教育委員会 岩本教育長 (右)崎山館長
3月30日(日) 江の島の磯で探そう! 図鑑の生き物たち
えのすいトリーターと一緒に江の島へでかけて、生き物を探して図鑑で調べてみるプログラムを開催!観察に出かける前に、図鑑の見方や観察の仕方をレクチャーします。図鑑を見ながらの観察は、新しい気づきがあるはず!
江の島で図鑑に載っている種類を全種見つけることを目標に、一緒に海岸へ出かけよう!
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