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新着生物

河口に潜む小さな珍ガニ
「ヒメヒライソモドキ」展示開始

展示開始日:2019年5月9日(木)~

ヒメヒライソモドキ (姫平磯擬き)

学名:Ptychognathus capillidigitatus
十脚目 モクズガニ科
採集場所: 相模川の下流域
展示場所: 相模湾ゾーン 相模の海の水槽群 海岸水槽 干潟(江奈湾 三浦市)


三重県から沖縄県にかけて分布し、静岡県、千葉県、神奈川県からも記録されています。
神奈川県からの記録のうち、相模川河口域(支流の松尾川との合流地点)は当館の調査で明らかとなった生息地点であり、現時点で本種の北限生息域となっています[研究発表:2018年8月 相模湾の汽水域で確認されたカニ類 -特に北限産出となる希少種の記録について-]。
展示個体も同地点の周辺で採集したものです。

甲幅 1cmに満たない個体が多く、似た種類がいくつかあるので、よく観察しないと本種だと判別しづらいです。
甲の背面が平たく、磯に生息するヒライソガニに雰囲気が似ていますが、ヒメヒライソモドキのオスのハサミ(鉗脚)にはふさふさとした毛が生えています。


淡水と海水が混じる場所で、小石や砂利に泥や落ち葉がうっすらとかぶるような絶妙な環境を好むため、工事などの影響を受けやすいとされます。
日本ベントス学会による海岸ベントスのレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されています。

干潟の水槽に小さなケースを設置して、展示してみています。
水族館での展示は非常に珍しいものと言えます。
かわいらしい姿をぜひご覧ください。

※生物の状態により、短期間の展示となる場合があります。予めご了承ください。


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河口に潜む小さな珍ガニ 「ヒメヒライソモドキ」展示開始

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