インド洋、太平洋に広く分布し、日本では北は千葉から南は沖縄までの岩礁やサンゴ礁に生息しています。
日中は暗い洞窟の中などに密集し、夜間、餌の動物プランクトンを求めて活動的になります。
腹側に発光器があり、海底から見上げた時に暗い海中では、この光により体の影が消えて見つかりにくくなると考えられています。
和名のキンメモドキは、キンメダイに似ていることからつけられた名前ですが、学名のうちの Parapriacanthus という属名の部分は、Priacanthus (キントキダイ属)に近いものという意味で、和名も学名も他の魚に由来してつけられました。
胸鰭を羽ばたかせ、群れで泳ぐようすはとても綺麗です。
当館では初めての展示となりますので、この機会にぜひご覧ください。
※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。