青森県~九州の日本海および太平洋の沿岸に分布します。
岩礁域では岩の隙間に隠れ、砂泥底では砂に潜って生活します。
じっとしながら獲物を待ち、小魚などを大きな口で丸呑みにします。背びれには強い毒針を持っています。
本来は周囲の環境に擬態するため 褐色~灰色の体色をしていますが、この個体は『黄色個体』と呼ばれる珍しい個体で、遺伝子の突然変異で黄色になったと考えられています。
目立つ体色により外敵に見つかりやすいことから、生存率は大変低くなるといわれます。同居する通常色の個体と比べると、色の違いが一目瞭然です。