2022年05月14日

昼間は休憩、夜は活発。
昼行燈ではありません。
「ヒメアンドンクラゲ」展示開始

  • 展示開始日:2022年5月14日(土)~
  • ヒメアンドンクラゲ
  • 学名:Copula sivickisi
  • アンドンクラゲ目 ミツデリッポウクラゲ科
    大きさ:傘の高さ 1cm
  • 採集場所:沖縄県
    展示場所:クラゲファンタジーホール

本種は、海水浴の時期に出現する「アンドンクラゲ」と同じ、箱型の傘をもつ立方クラゲの仲間です。
名前に「ヒメ」とつくことからも想像できるように、傘の高さが 1㎝程の小さなクラゲです。
属名のCopulaとは「交尾」を意味し、クラゲの中では大変珍しく「交尾行動」をおこなうことが知られています。
雌雄のクラゲが触手を絡ませ、雄が雌に精包(精子が入ったカプセル)を渡し、受精がおこなわれます。
また、傘のてっぺんには吸盤があり、ものにくっつくことができます。
水槽内では、暗い時には活発に動き、明るくすると底面や側面に、傘を背にして張り付くことが観察されるので、海の中でも、昼間は泳がずに、吸盤で海底にくっついて過ごし、夜になると泳ぎ始めると思われます。
光にはとても敏感で、夜、集魚灯などを点けるとすぐに集まってきます。これは、夜間に明るい所に集まってくる生物を捕食するための行動と考えられます。
紀伊半島や九州以南でよく見られる南方系の種類で、相模湾ではほとんど出会うことはありませんが、千葉県の館山で採集されたものが、2021年に本種の北限記録として発表されています。

※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。


クラゲファンタジーホール

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