2022年5月14日、アカウミガメの「ジロウ」(メス)が砂浜に上陸し産卵しました。父親は「ノア」です。
産卵から 82日目、砂の中から赤ちゃんが脱出したのを確認。当館で初のアカウミガメの繁殖となりました。
別のメスの産卵とあわせ、8月21日までに計 97匹の赤ちゃんが誕生しています。
赤ちゃんの産まれた時の甲羅の大きさは 4cm程です。体重は約 20gと親の体重の約 4500分の1しかなく、大変小さいです。
鼻と口の間にある、卵の殻を割るための「卵角」と呼ばれる突起や、前肢を甲羅の上に乗せて浮かぶ愛らしいようすは、子ガメの時期だけにしか見られません。