ハナビラウオは、深海の海底を主な生息場所としているようです。
生態や生活史などについて詳細はまだ不明ですが、幼魚は表層を漂うクラゲに身を寄せて過ごすことが知られています。
成魚は、比較的近縁種であるメダイ(※相模湾ゾーンにいます)に似た姿ですが、幼魚は、半透明で花びらを思わせる姿をしています。
今回採集された個体は江の島の漁師さんからいただきましたが、もしかしたら近くにクラゲがいたのかもしれませんね。今の時期だけ見ることができる「海月」と「花びら」が寄り添う姿をぜひご覧ください。
※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。