ダンゴウオは 12月から3月頃の寒い季節になると、海の浅いところにやってきて繁殖します。メスが貝殻などに産んだ卵を、ふ化までの約1か月間、オスが世話をし、守ります。
相模湾キッズ水槽では、2023年1月よりダンゴウオを複数個体展示飼育を開始し、サザエの貝殻の中に産卵された卵から、3月19日に赤ちゃんが誕生しました。
成体のダンゴウオの体色は緑やピンクなど色彩変異がありますが、赤ちゃんは褐色がかったオレンジ色で、頭をぐるっと取り囲む、天使の輪っかのような白い縞模様を持っています。成長に従って白い模様は薄れ、丸い体と細長い尾をしたオタマジャクシのような体型から、徐々に成体と同じような姿かたちに変化します。
ダンゴウオたちの成長をぜひご覧ください。