浮遊生活は送らず、底生生活を送り、時々、羽ばたくようにして水中を移動することがあります。
体の4か所にあるCの字のようなものが生殖巣で、そこで幼生を保育することが知られています。
生まれたばかりの幼生は、触手を持っており水中を浮遊しますが、次第に触手は短くなり底生生活に移行します。
体全体が透明で、野外で見つけるのが難しいことから出現の記録が少ないクラゲですが、実は東京湾から沖縄まで幅広い場所に生息しています。
海底でひっそりとくらす不思議なクラゲではありますが、その生態と姿形はとても魅力的です。えのすいでは初めての展示になりますのでぜひじっくりご覧ください。櫛板が光に反射すると、まるでUFOのようです。
※短期間の展示となる可能性があります。ご了承ください。