ミノクラゲは、成長すると傘の直径が 50cm程になり、傘の上面には毛のような多数の突起が現れます。アジア圏でよく使われていた雨具の名前が和名になりました。 マレーシアやタイ、フィリピンなど東南アジアに生息し、現地では食品加工用に本種を対象とした漁が行われており、重要な水産種となっています。 今回は、今年 10月に実施したマレーシアクラゲ調査で採集した野生個体の展示となり、東南アジア産のクラゲ類の生活史を解明するべく、飼育研究の過程を展示しています。
クラゲファンタジーホール